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シャープならではのCCDカメラが12.1Mピクセルに進化──「AQUOS SHOT SH003」

シャープ製の回転2軸端末「AQUOS SHOT SH003」は、auの2009年秋冬モデルのハイエンド端末の一翼を担うデジカメケータイだ。au向けのシャープ端末としては初めて“AQUOS SHOT”ブランドを冠し、ドコモやソフトバンクよりも先に12.1MピクセルのCCDカメラを搭載した。

 暗所に強い高感度撮影が可能で、動きの速い被写体もしっかり撮影できるといった特徴を持つCCDセンサーを採用したカメラが特徴のシャープ製端末。春モデルとして登場した「SH001」は、800万画素のCCDカメラを搭載し、きれいな写真が撮れる点や、幅48ミリの持ちやすいボディなどで人気を博した。


シャープ製の「SH003」

 今回登場した「AQUOS SHOT SH003」は、SH001で人気を博した高機能なCCDカメラの解像度が12.1Mピクセルになった点が大きな進化点の1つ。ボディは回転2軸タイプで、ディスプレイを表にして折りたたむことで、写真撮影時にはデジタルカメラのようにも扱える。

 ディスプレイは3.4インチのNewモバイルASV液晶を搭載。解像度はフルワイドVGA(480×854ピクセル)で、上下左右からののぞき見をブロックする新ベールビューを備える。またタッチパネルも装備しており、撮影操作を直感的に行える。写真撮影時には、任意の位置に触れてピントを合わせたり、動いている被写体を選んで追尾する「追っかけフォーカス」を利用したりできる。撮影後に楽しめる、端末やメモリカード内の写真の一覧表示や、多彩なエフェクトで閲覧できるフォトビューアも用意した。

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 サブディスプレイには背面パネルから浮かび上がるLEDを装備した。7×17ピクセルのLEDが16階調で文字やアニメーションするグラフィックを表示する。時刻や開閉時のグラフィックなど多数のパターンが用意されており、着信時には、アドレス帳に登録があれば名前も表示する。

 基本機能も充実しており、ワンセグやFeliCa、Bluetooth、グローバルパスポートCDMAが利用できるのはもちろん、ドコモ向け端末で実現していたAQUOSのBlu-rayレコーダーと連携し、録画データを持ち出す機能や、端末内の音楽データをFMラジオ経由で再生できるFMトランスミッターなども装備する。スマートリンク辞書や名刺リーダーといった便利な機能も備える。

「AQUOS SHOT SH003」の主な仕様
機種名 AQUOS SHOT SH003
サイズ(幅×高さ×厚さ) 約51×112×16.6ミリ
重さ 約132グラム
連続通話時間 約260分
連続待受時間 約280時間
カメラ 1210万画素CCD(AF、手ブレ補正対応)
外部メモリ microSDHC(最大16Gバイト)
メインディスプレイ 約3.4インチフルワイドVGA(480×854ピクセル)約26万色NewモバイルASV液晶
サブディスプレイ LED(7×17ピクセル)1色16階調
主な機能 グローバルパスポートCDMA、ワンセグ、EZ FeliCa、Bluetooth、新ベールビュー、IrSimple、au Smart Sports、LISMO Music/Video/Book、au one メール、EZニュースEX、PCサイトビューアー、PCドキュメントビューアー、オープンアプリプレイヤー ほか
ボディカラー シルキーホワイト、マットブラック、フロスティピンク

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