ドコモ、環境センサーネットワークを利用した「ドコモ環境ライブ」を開始:UVケアや熱中症対策のアプリも提供
NTTドコモが、全国の基地局などに設置したセンサーで観測しているデータをもとに、リアルタイムな気象・環境情報や天気予報などの支援情報を提供。また、環境センサーネットワークを利用したスマートフォン向け環境情報アプリもリリースする。
NTTドコモが、リアルタイムの気象・環境情報や天気予報など情報を提供する「ドコモ環境ライブ」を7月2日から提供した。
ドコモ環境ライブは、環境センサーネットワーク事業で計測したリアルタイムの気象情報をはじめ、天気予報や防災情報の配信、季節に合わせた環境対策や関連グッズの紹介など、生活における支援情報を提供するポータルサイト。データの計測は、全国の基地局など4000カ所に設置したセンサーで行う。アクセスはPC版が http://docomo-live.jp/ から、スマートフォン版が http://docomo-live.jp/sp/ から。
サービス開始当初は、UV対策、熱中症・節電対策といった夏向けのコンテンツを充実させる。紫外線情報に関しては全国71カ所の観測に加え、ウェザー・サービスと共同開発した演算処理プログラムにより、全国最大4500地点での推定実況値も提供する。
また、環境センサーネットワークを利用したスマートフォン向けの環境情報アプリも紹介。「美白コンシェル UVケア」は、紫外線情報やUV対策をアドバイスするもので、現在地の紫外線情報やリアルタイムUVリスク表示を確認できる。提供期間は7月2日から2013年3月31日まで。価格は250円。
「ドコモヒートライブ(仮称)」では、環境センサーネットワークによる温度情報と電力会社の電力使用状況を利用し、熱中症や節電の関連情報を提供するほか、毎朝1回、予報をプッシュ型で通知。また、暑さに対する注意喚起のため、設定した熱中症予防レベルに応じてアラート通知も実行できる。提供期間は7月9日から9月30日まで。価格は無料。
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