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Android情報サイト「アンドロイダー」が不正アプリ防止を強化――パトロール隊員を公募
Android情報サイト「アンドロイダー」が、不正アプリの防止対策を強化。公認デベロッパー制度や独自の人力・セキュリティチェックに加え、サイト内をパトロールする「隊員」を公募する。
アンドロイダーが、同社が企画・運営するAndroid情報サイト「アンドロイダー」(http://androider.jp/)において、不正アプリ防止に向けたバージョンアップを行う。公開は10月1日から。
不正アプリ防止への取り組みとして、アプリ開発者であるデベロッパーの身元確認を行う「公認デベロッパー制度」を開始する。個人デベロッパーは申込書と身分証明書コピー、電話/郵送による本人確認を実施。法人デベロッパーに関しては、社判を捺印した申込書と電話/郵送による本人確認を行い、制作者の顔が見えるアプリの情報提供の場を作るという。
また、公認デベロッパーが開発したアプリに対しては、情報保護に効果的なパーミッションを中心としたセキュリティやウイルスチェックをはじめ、人力でも1つ1つ確認。さらに不正アプリの発見やデベロッパーへ情報発信する「隊員」をサイト内で募集していく。
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公認デベロッパー、セキュリティチェックを通り「隊員」からの推薦を受けたアプリは、アンドロイダーの「公認アプリ」として紹介。より継続的に安心してアプリを楽しむことができる環境を目指すという。
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