調査リポート

スマートフォンのデータをバックアップしているのは2割以下――トレンドマイクロ調査

トレンドマイクロは、スマートフォンユーザーを対象としたWebアンケート調査を実施した。スマートフォンに保存している連絡先や写真を失いたくなくないという回答が9割以上あったが、実際にデータをバックアップしているのは2割以下という結果だった。

 トレンドマイクロは、8月2日に実施したスマートフォンユーザーを対象としたWebアンケート調査の結果を9月5日に発表した。


スマートフォンのデータで紛失したくないもの

スマートフォンのデータ紛失について、各項目でどれほど紛失が心配か

スマートフォンのデータで、最もバックアップしておきたい重要なデータは何か

スマートフォンのアドレス帳先のデータを失った場合、友人との「縁の切れ目」になると思うか

 今回の調査は、スマートフォンを利用する20代~50代の男女416名によるもの。スマートフォンに保存している電話番号やメールアドレスといった連絡先、写真などのデータについて、9割以上が「失いたくない」「どちらかというと失いたくない」と回答。中でも、最重要なデータは「連絡先」(78.2%)となっており、連絡先データを紛失してしまうと友人、知人との縁の切れ目になると感じるユーザーは「そう思う」「どちらかというとそう思う」を合わせて55.6%となっている。


スマートフォンのデータをどの程度の間隔でバックアップしているか

スマートフォンのデータバックアップの条件

スマートフォンのデータが復旧できるとしたら、どのくらい待つことができるか

 一方、定期的にデータバックアップを行っているユーザーは、連絡先で16.6%、写真で13.9%となった。その上で「どのような条件であればバックアップをしたいか」という質問には、8割以上が「手間がかからずに簡単にできる」ことと回答。さらにデータ復旧の待機時間については1日以内までが67.9%となっており、ユーザーは手間がかからず簡単かつ早急な復旧を期待していることが分かった。

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