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“1000元”スマートフォン向け「Snapdragon 410」発表
クアルコムは、12月10日に「Snapdragon 410」を発表した。低価格モデルへの採用を想定したモバイルプロセッサで、搭載製品は2014年後半に登場する予定だ。
クアルコムは、12月10日に低価格スマートフォンの採用を想定したモバイルプロセッサ「Snapdragon 410」を発表した。クアルコムの説明では、Snapdragon 410を搭載するスマートフォンの実売予想価格は、LTE対応モデルで150ドル以下になるという。サンプル出荷は2014年前半から開始して、搭載製品の登場は2014年後半になる見込みだ。
Snapdragonのプロセスルールは28ナノメートルで、グラフィックスコアにはAdreno 306を実装する。1080pクラスの動画再生や有効1300万画素のカメラの運用に堪えられるほか、64ビット長命令をサポートする。また、無線LANにBluetooth、NFC、GPS、そして、LTEを含めたデュアルSIMやトリプルSIMにも対応する。
なお、クアルコムは、今後同社が用意するすべてのモバイルプロセッサセグメントで、LTEをサポートする予定であることも明らかにしている。Snapdragon 410などの低価格モデル向けプロセッサを搭載する低価格スマートフォンでLTEが利用できるようになることで、新興国のワイヤレスWANインフラのLTE移行が進むとクアルコムは説明している。
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