カシオのスマートウォッチ「Smart Outdoor Watch WSD-F10」、3月25日発売
カシオ計算機が、同社初のAndroid Wear搭載スマートウォッチを3月25日に発売すると発表しました。
カシオ計算機が、同社初のAndroid Wear搭載スマートウォッチ「Smart Outdoor Watch WSD-F10」の発売日を3月25日と発表しました。1月6日にCESで発表したときは、3月下旬の発売を予告していました。また、当初4月上旬に発売予定としていた米国でも、同日発売するとのことです。なお、当初は取扱店舗は限られる模様で、Webサイトで店舗を公開しています。東京都内ではヨドバシカメラやビックカメラ、ヤマダ電器など大手家電量販店のほか、蔦谷家電、ICI石井スポーツ、G-SHOCK STOREなどで販売予定です。
Smart Outdoor Watch WSD-F10は、「時計メーカーならではのスマートウオッチ」をうたう、5気圧防水やMIL-STD試験をクリアする耐久性を備えたスマートウォッチ。日の出日の入や呼吸タイミングなどアウトドアに適した情報を表示できるほか、登山用アプリの「YAMAP」や雨雲レーダーアプリの「MYRADER」、さらにランニング向けの「runkeeper」といった、Android Wearアプリとの連携機能なども備えます。
ディスプレイはカラー液晶とモノクロ液晶を2枚重ねた構造になっており、必要なときだけカラー表示をすることで、バッテリーの持ちを確保しており、バッテリー駆動時間は通常使用で約1日以上、時計のみ(タイムピースモード)にすると約1カ月以上動作するといいます。スマートフォンはAndroidとiPhoneに対応します。
なお、WSD-F10と連携するデジタルカメラ「Outdoor Recorder EX-FR100」向けにも、連携のために必要な専用ファームウェアを3月25日に公開するとしています。
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