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「iOS 11.2.2」配信 CPUの脆弱性「Spectre」に対処
Appleが「iOS 11.2.2」を配信。CPUの脆弱性「Spectre」の影響を緩和する。Appleは「全てのユーザーに推奨されます」と案内している。
Appleは1月9日(日本時間)、iOSデバイス向けの最新OS「iOS 11.2.2」を配信した。対象はiPhone 5s以降、iPad Air以降、第6世代以降のiPod touch。
年明けに発覚したCPUの脆弱(ぜいじゃく)性の1つ「Spectre」に対処するためのもので、SafariとWebKitに関するSpectreの影響を緩和する。Appleは「(アップデートは)全てのユーザーに推奨されます」と案内している。
アップデートはiOS端末かPCから行う。iOS端末からアップデートする場合はWi-Fiに接続し、「設定」→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」から行う。iPhone Xで確認したところ、更新ファイルの容量は75.5MBだった。PCからアップデートする場合は、iOS端末をPCに接続してiTunesを利用する。
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