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「Apple Watch」、世界ウェアラブル市場で首位を維持──IDC調べ調査リポート

IDCが4~6月期の世界ウェアラブル市場調査結果を発表した。前期に続き、Appleがシェア17%で首位。2位はXiaomiだった。

 米調査会社IDCは9月4日(現地時間)、第2四半期(4~6月)の世界ウェアラブル市場調査の結果を発表した。「Apple Watch Series 3」が好調な米Appleが首位を守った。出荷台数は470万台で、シェアは17%。


「Apple Watch Series 3」

 AppleはWWDCで発表した次期OS「watchOS 5」を今秋リリースする予定。その際、Apple Watchの新製品も発表するとみられている。

 2位は中国Xiaomiでシェアは15.1%。低価格な「Mi Band」が好調だった。同社は欧州および中東で販売するスマートフォンでブランド認知度を高めており、いずれウェアラブルでもこの認知が反映されるとIDCはみている。

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 3位のFitbitは過去数四半期シェアを減らしているが、スマートウォッチ「Versa」のユーザーベースは拡大しており、スマートウォッチに限れば同四半期のシェアはAppleに次ぐ2位だった。

 ウェアラブル端末の総出荷台数は前年同期比5.5%増の2790万台だった。


2018年第2四半期の世界ウェアラブル端末市場シェア(資料:IDC Worldwide Quarterly Wearables Tracker, September 4, 2018)

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