レビュー

iPhone XS/XS Max/XRの実機に触れた! デザインやカメラはどんな感じ?(2/2 ページ)

Appleが「iPhone XS」「iPhone XS Max」「iPhone XR」の3機種を発表。米クパチーノの会場で早速実機に触れた。デザインやカメラを中心に、ファーストインプレッションをお届けしたい。

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iPhone XRの位置付けは?

 iPhone Xを直線的に進化させたiPhone XS、XS Maxに対し、iPhone XRはやや位置付けが異なる。見方にもよるが、iPhone 8の機能をアップグレードして、デザインをiPhone X系統に近づけた端末といえるかもしれない。


液晶を採用したiPhone XR。フレーム部分もアルミで、iPhone XS、XS Maxとは雰囲気が異なる

 ディスプレイサイズは6.1型で、一見すると形状はiPhone Xのようにも見えるが、有機ELではなく、液晶が採用されている。部材の違いもあってか、iPhone XS、XS Maxよりやや厚みがあり、ベゼルもわずかながら太くなっている。


筆者所有のiPhone X(右)と比較したところ。ベゼルがやや厚いことが分かる

 カラーバリエーションも豊富で、かつてのiPhone 5cをほうふつとさせるところがある。全6色で、カラー名称はイエロー、ホワイト、コーラル、ブラック、ブルーに(PRODUCT)RED。フレームのカラーも背面と同系色になっているが、ホワイトのみ、銀色のようにも見えるカラーが採用されている。フレーム部分がアルミ素材なのも、iPhone XS、XS Maxとの違いだ。

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上で挙げた以外にも、コーラル、(PRODUCT)RED、ホワイト、ブラックをそろえる

 背面のカメラは12メガピクセルのシングルカメラだが、機械学習で被写体を判別することで、ポートレートモードにも対応している。ただし、ポートレートライティングは3種類のみで、人物にしか適用できないなど、デュアルカメラのポートレートモードとは機能に差がある点には注意が必要だ。


カメラはシングルだが、ポートレートモードに対応する

ポートレートライティングは3種類のみ

 シングルカメラながら、被写体認識はかなり正確で、実機を試した限りではかなりキレイなボケが出ていた印象を受けた。iPhone XS、XS Maxと同様、撮影後にボケ具合を編集することもできる。価格はiPhone XS、XS Maxより抑えられており、カラフルで選択肢も多彩なため、気軽にiPhoneを持ちたい人に受け入れられそうな端末だ。


ボケ具合をあとから編集することができる

(取材協力:アップルジャパン

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