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「iPhone XS/XS Max/XR」の違いは? 3機種の違いを速攻チェック!(1/2 ページ)

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 米AppleはiOS搭載スマートフォンの新モデルとして、5.8型ディスプレイ搭載の「iPhone XS」(テンエス)と、6.5型ディスプレイ搭載の「iPhone XS Max」(テンエスマックス)、6.1型モデルの「iPhone XR」(テンアール)を発表した。iPhone XS/XS Maxは9月21日、iPhone XRは10月26日に発売する。3機種の新機能や違いを速攻チェックしていこう。


新発表3機種の違いは?

XRのみ液晶ディスプレイで、XS/XS Maxは有機ELディスプレイ

 モデル名が示すように、XSとXS Maxが兄弟モデルで、兄弟2機種の大きな違いはディスプレイサイズと解像度。

 XSは5.8型で2436×1125ピクセルであるのに対し、XS Maxは6.5型の2688×1242ピクセル。どちらも画素密度は同じで458ppi。XS/XS Maxともに、有機ELディスプレイの「Super Retina HDディスプレイ」を搭載する。


XSのディスプレイスペック

XS Maxのディスプレイスペック

兄弟2機種の主なスペック

 一方のiPhone XRは、液晶ディスプレイの「Liquid Retina HDディスプレイ」を搭載。ディスプレイサイズは6.1型と上記2機種の中間だが、解像度は1792×828ピクセル、密度は326ppiと2機種には及ばない。


XRのディスプレイスペック

全てのモデルでホームボタン廃止 Face IDのみに


3機種とも生体認証は「Face ID」のみに

 新発表の3モデルとも、前面のホームボタンを廃止した。2017年に発表した「iPhone X」に仕様を統一した形となった。

XRはカラフルに6色展開


iPhone XRは6色展開

 XS/XS Maxのカラーラインアップはシルバー、スペースグレイ、ゴールドの3色だが、XRはブルー、ホワイト、ブラック、イエロー、コーラル、(PRODUCT)REDの6色展開だ。

3機種とも新開発の7nmプロセス「A12 Bionic」チップ搭載 第2世代ニューラルエンジンも

 動作パワーは3機種とも変わらない。新開発の7nmプロセスルールで製造した「A12 Bionic」チップを搭載。従来モデルに比べ15%高速、50%省電力化した。

 これによりバッテリー駆動時間は、XSがiPhone Xに比べ最大30分長く、XS MaxがiPhone Xに比べ最大1時間30分長く、XRがiPhone 8 Plusに比べ最大1時間30分長くなった。

 また、8コアの第2世代ニューラルエンジンは、秒間5兆回の演算が可能になった。前世代の「A11 Bionic」では秒間6000億回だったため、約8倍に動作速度を伸ばした。

 これにより、写真やAR(拡張現実)アプリで利用する機械学習がより高度になる。

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