XS/XS Maxは背面デュアルカメラ XRのみシングルカメラ
XSとXS Maxは背面に、1200万画素のカメラを2つ搭載。1つは広角用で、もう1つは望遠用。広角側のF値は1.8で、望遠側のF値は2.4。どちらのセンサーユニットも、光学式手ブレ補正を備える。
XRのアウトカメラは1200万画素のカメラ1つのみ。スペックはXS/XS Maxの広角側カメラと同様だ。
3機種とも防塵防滴 XS/XS MaxはIP68まで対応
XS/XS MaxはIP68、XRはIP67の防塵(じん)防滴性能を備える。IP67は「完全な防塵性能で、規定の圧力、時間で水に没しても水が侵入しない」を示すが、IP68は「完全な防塵性能で、水面下での使用が可能」を意味する。
AppleはXS/XS Maxの防水性能について「水面下2mに30分間沈めていても水が侵入しない」としている。
XS/XS Maxは5G通信見据える、XRは4Gまで デュアルSIMにも対応
XRのモバイル通信が「4G LTE-Advanced」までの対応としているのに対し、XS/XS Maxは「ギガビット級LTE」まで対応するとしている。具体的な対応速度は明記していないが、2019〜2020年に導入が始まる次世代通信規格「5G」を見据えた仕様と思われる。
また、3機種ともデュアルSIM(同時待ち受け)に対応。日本国内ではナノSIMとeSIMにより実現するとしているが、eSIMの機能は「年内にソフトウェアアップデートで提供する」としているため、購入直後から使えるわけではなさそうだ。
大容量ストレージならXS/XS Max
ストレージのラインアップは、XS/XS Maxが64GB、256GB、512GB。XRが64B、128GB、256GB。最低容量はいずれも変わらないが、より大きな容量を求めるならXS/XS Maxを選びたい。
価格はXRがリーズナブル
ここまで見てきたように、XRは他2機種に比べるとややスペックを抑え気味。その分、価格は8万4800円(税別、以下同様)からと3機種の中では最もリーズナブル。
一方、XSは11万2800円から、XS Maxは12万4800円からと最低容量でも10万円を超えてくる。
リーズナブルで色が多彩なXRか、ハイエンドで高価なXS/XS Maxか、悩ましいところだ。
【訂正:2018年9月13日午後1時 比較表にて、当初XS MaxとXRの画面サイズを取り違えて掲載していました。おわびして訂正いたします】
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