ケーブルなしで快適音楽! 最新のBluetoothイヤフォンを比較する(左右分離タイプ編)(3/3 ページ)
イヤフォンマイク端子を備えないスマートフォンの増加に伴い、Bluetoothイヤフォンのラインアップが充実してきている。この記事では、「完全ワイヤレス」として最近話題になることも多い、左右分離(独立)タイプのBluetoothイヤフォンを紹介する。【訂正】
低価格:1万円以下で買える 中には4000円台も
左右分離タイプのBluetoothイヤフォンは、2~3万円台の高価格帯のものが多く、従来は「低価格」でも1万円台の製品だった。
しかし、ここ最近は数こそ少ないが1万円未満の左右分離タイプのBluetoothイヤフォンも登場している。音質や品質に関する評価はさておき、「とにかく“ケーブルのわずらわしさ”から逃れたい!」という人にはお勧めだ。
Bluetoothフルワイヤレスイヤホン TSB31(多摩電子工業)
多摩電子工業の「Bluetoothフルワイヤレスイヤホン TSB31」は、実勢価格が4000~5000円台と超低価格であることが特徴。一部のコンビニエンスストアでも取り扱っているので、入手性が良いことも特徴だ。こちらの記事によると、ファミリーマートでは4298円で販売されていたという。
充電用ケースが付属していること、ドライバー部にコントロール用のボタンが用意されていること、通話用のマイクも付いていることなど、低価格ながら意欲的な製品といえる。
オーディオのコーデックについては触れられていない(編集注:規格上の要求から、少なくともSBCには対応しているはずである)。連続再生時間は2.5時間(メーカー公称値)となっている。
WINGS(Yell Acoustic)
Yell Acoustic(エールアコースティック)の「WINGS」は、Bluetooth 5.0に対応し、IPX5等級の防水性能を確保して1万円切りの価格ということが魅力。価格は9800円だ。
オーディオのコーデックもSBCに加えてAACに対応しているため、iPhoneではより高音質の再生が期待できる。人間工学に基づく形状で、音の伝わりにもこだわっている。連続再生時間は2~3時間(メーカー公称値)で、充電は専用のケースで行う。
- →存在感高まる「ワイヤレス」 ポタフェス2017冬 クアルコムも参戦(WINGSが出展された展示会のレポート)
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