速報
Google、PixelとNexusの12月のセキュリティ情報公開 メモリなど多数の問題を修正
Googleが、PixelとNexus向けのセキュリティおよび機能アップデートの配信を開始した。バックグラウンとのアプリが終了してしまう問題や、カメラ関連の機能の改善が行われる。
米Googleは12月3日(現地時間)、1日に公開した定例の「Androidのセキュリティに関する情報」とは別に、PixelとNexusの12月のアップデート情報を公開した。
PixelあるいはNexusユーザーは、同日からローリングアウトするアップデートでセキュリティパッチレベル「2018-12-05」に加え、PixelおよびNexus特有の問題も修正できる。
Pixel 3端末については、メモリ管理の問題で複数アプリを立ち上げた状態で、バックグラウンドのアプリが終了していまうという報告が複数あった(筆者も体験している)。
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今回修正される主な機能は以下の通り。
- メモリ管理機能
- カメラの撮影性能
- カメラのオートフォーカス性能
- カメラのシャッター性能
- Bluetooth切り替え時の音量調整機能
- Bluetooth利用時のロック解除性能
- Pixel Stand利用時の通知改善
- Pixel Stand利用時のホットワード(OK Googleなどの呼び掛け)性能の改善
- 「常にON」トリガーの改善
- USB Type-Cのオーディオ周辺機器の検知機能改善
- Android Auto利用時の性能改善
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