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PayPay、セキュリティコードの入力回数を制限 クレカ不正利用対策で

コード決済「PayPay」アプリがアップデート。クレジットカードのセキュリティコードの入力回数が制限される。PayPayを経由したクレカの不正利用を防ぐ狙い。

 PayPayが12月18日、iOSとAndroid向け「PayPay」アプリのアップデートを開始した。最新バージョンにすると、クレジットカードを追加する際に、セキュリティコードを4回間違えると、カードの利用制限が掛かるようになる。

PayPayのアップデート画面(写真=左)。新バージョンでは、セキュリティコードを打ち間違えると「あと3回失敗すると利用制限が掛かる」とのアラートが出る

 今回のアップデートは、第三者がPayPayを経由したクレジットカードの悪用を防ぐのが狙い。

 ここ最近、PayPayから身に覚えのないクレジットカードの請求が発生しているという事例が起きている。PayPayアプリでは、これまでクレジットカードのセキュリティコードを回数無制限で入力できたため、流出したクレジットカード情報をもとに、第三者が3桁のセキュリティコードを総当たりで入力した上で登録していた可能性が高い。

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