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「Xperia 1」は何が変わったのか? XZ3/XZ2 Premium/XZ2と比較する:MWC19 Barcelona(2/2 ページ)
ソニーモバイルの「Xperia 1」が発表された。従来の「XZ」からシリーズ名を一新し、ディスプレイやカメラを強化。2018年のフラグシップ機「Xperia XZ3」「Xperia XZ2 Premium」「Xperia XZ2」とスペックを比較した。
指紋センサーが側面に、ワイヤレス充電は非搭載に
Xperia 1の指紋センサーが側面に移ったことも大きな変更点だ。Xperia XZ3/XZ2 Premium/XZ2の指紋センサーは背面に搭載されていたが、本体の中央付近にあったため、「間違えてカメラレンズに触れてしまう」「指が届きにくい」という声が多かった。ただ、側面だとセンサーの面積が狭くなるし、左手で持つか右手で持つかで登録する指を変える必要がある。このタイミングなら、既に他メーカーが採用している、ディスプレイ内蔵指紋センサーを採用してほしかった。
3.5mmのイヤフォンジャックは、Xperia 1でも搭載は見送られた。さらに、XZ3/XZ2 Premium/XZ2では採用されたワイヤレス充電(Qi規格)も、Xperia 1では見送られてしまった。本体サイズを優先した結果なのかもしれないが、ワイヤレス充電を多用している人にとっては残念な変更になった。
デザインが大きく変わり、ディスプレイやカメラが進化したXperia 1。2019年夏モデルの目玉機種の1つになることは間違いないだろう。
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