PayPay残高の名称や有効期限が変更 「PayPayマネー」は出金も可能に
PayPayは、2019年7月29日からPayPay残高の名称や有効期限などを変更する。「PayPayライト」は「PayPayマネーライト」に、「PayPayボーナスミニ」は「PayPayボーナスライト」に名称を変更する。9月30日以降、「PayPayマネー」から出金も可能になる予定。
PayPayは、2019年7月29日からPayPay残高の名称や有効期限などを変更する。
「PayPayライト」は「PayPayマネーライト」に、「PayPayボーナスミニ」は「PayPayボーナスライト」に名称を変更する。9月30日以降は、新たに「PayPayマネー」も設ける。
PayPayマネーライトは、銀行口座などからチャージした残高や、「ヤフオク!」の売上金チャージによる残高。つまり現在のPayPayユーザーがチャージした残高。払い出しはできない。
PayPayマネーは、PayPayにYahoo!マネー事業を統合する2019年9月30日(予定)以降、払い出し(出金)が可能になる残高で、利用するには本人確認が必要。9月30日以降に銀行口座などからチャージした残高はPayPayマネーになるが、現在保有しているPayPayライト(PayPayマネーライト)は、9月30日以降も払い出しできない。本人確認をどのように行うかの詳細は未定。
PayPayマネーとPayPayマネーライトには、送金や割り勘の機能もある。有効期限はPayPayライトは5年間だが、7月29日以降は無期限になる。
PayPayボーナスとPayPayボーナスライトは、キャンペーンなどで付与される残高で、送金や割り勘、払い出しはできない。PayPayボーナスの有効期限は2年間だが、7月29日以降は無期限になる。PayPayボーナスライトの有効期限は60日間。
なお、PayPayボーナスライトの現名称であるPayPayボーナスミニは、まだ運用されていない。2019年8月から期間固定TポイントをPayPayボーナスとPayPayボーナスミニに変更することを発表していたが、一度も運用されることなくPayPayボーナスライトに変更される形となった。
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