みずほWallet、Apple Payでのデビット払いに対応
みずほ銀行が8月29日、iOS向け「みずほWallet」アプリにて、バーチャルデビット「Smart Debit」の提供を開始する。Apple Payでデビット決済が可能になる。あわせてキャッシュバックキャンペーンも実施する。
みずほ銀行が8月29日、iOS向け「みずほWallet」アプリにて、バーチャルデビット「Smart Debit(スマートデビット)」の提供を開始する。
Apple Payでデビット払いが可能になり、みずほ銀行の口座から即時に引き落とされる。支払いにはQUICPay+とJCBコンタクトレスを利用できる。みずほWalletアプリからSmart Debitを発行し、口座情報を登録後、WalletアプリからApple Payにカードを登録すればよい。
同日から「みずほJCBデビット」もApple Payに対応し、Apple Payでデビット払いができるようになる。
これまで、iOS向けのみずほWalletアプリで利用できる決済手段はSuica(Mizuho Suica)のみで、支払いにはチャージが必要。新たにSmart Debitに対応したことで、決済手段が増え、チャージも不要になる。Android向けのSmart Debitは2018年3月から提供されている。
あわせて、みずほWalletではキャッシュバックキャンペーンを開始する。期間は2019年8月29日から12月15日まで。iOS向けのSmart DebitとMizuho Suicaを新規発行してチャージをすると、最大1万円を2020年3月下旬にキャッシュバックする。また、Mizuho Suicaでチャージした金額の20%(最大1000円)を2019年11月下旬にキャッシュバックする。
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