104種類の言語に対応したリアルタイム音声翻訳機「Langogo」4モデルを発売
Langogo Technologyは、11月21日に104種類の言語に対応したリアルタイム音声翻訳機「Langogo」4モデルを発売。世界24の翻訳エンジンと連携し、「話す」「訳す」「伝える」のに最適なAI言語サーバと繋げて高速・高精度の翻訳を実現した。
Langogo Technologyは、11月21日にリアルタイム音声翻訳機「Langogo」4モデルを発表。同日から順次、販売とレンタルを開始する。
本製品は世界24の翻訳エンジンと連携し、104種類の言語での双方向翻訳が可能。「話す」「訳す」「伝える」のに最適なAI言語サーバとつなげ、ワンボタンで開始して1秒で完了する高速かく高精度の翻訳を可能としている。中国語、英語、日本語、韓国語でのオフライン翻訳や翻訳履歴のエクスポート機能、人の声によるネイティブ発音機能も備えている。
12月店頭販売開始予定の「Langogo Minutes」は、ノイズキャンセル機能を搭載したデュアルマイクがクリアな集音を行い、音声データからテキストデータを生成可能。画面オフ状態ならオンライン状態で最大10時間連続使用でき、2.45型のタッチスクリーンを搭載する。日本での価格は未定で、海外では120ドル(約1万3000円)。
12月店頭販売開始予定の「Langogo Genesis」はWi-Fiルーター機能を利用でき、eSIM技術で電源を入れればその地域の最適なネットワークに自動接続。Minutesの基本機能に加え、言語を自動判別するAI音声翻訳機能を搭載する。先行2万台限定で、通常2年のグローバル通信が3年となる。価格は2万8000円(税別)。
2020年初頭に発売予定の「Langogo Summit」は、リアルタイム翻訳のテキストを大画面に出力できるミラーリング機能を搭載。高性能指向性集音マイク「Mini」と組み合わせれば、話者から9メートル離れていてもリアルタイム同時通訳できるという。800万画素のカメラを活用した画像翻訳にも対応する。
2020年初頭に発売予定の「Langogo Share」は、60以上の国と地域でデータ通信量無制限で使用可能。文字を撮影すれば写っている外国語を翻訳する約500万画素のカメラとOCR技術を搭載し、eSIM技術で最適なネットワークに自動接続するWi-Fiルーター機能も備えている。世界各国への一時的な渡航や、在日外国人旅行客の短期滞在などに適したレンタル向けモデルとなる。
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