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「Google翻訳」アプリのリアルタイムカメラ画像翻訳、ヒンディーやタイ語もサポート
「Google翻訳」アプリの、カメラで写した看板などの文字をリアルタイムでテキストとして翻訳する機能でサポートする言語が60以上増えた。アラビア語、ヒンディー語、マレー語、タイ語、ベトナム語などを翻訳できる。
米Googleは7月10日(現地時間)、モバイルアプリ「Google翻訳」のカメラで写した画像のテキストをリアルタイムで翻訳する機能でサポートする言語を60以上増やし、88国語に対応したと発表した。
新たにサポートした言語にはアラビア語、ヒンディー語、マレー語、タイ語、ベトナム語が含まれる。
カメラ翻訳機能を利用するには、Google翻訳アプリのホームにあるカメラアイコンをタップし、翻訳したい看板などにカメラを向けてテキストが選択されたら翻訳ボタンをタップする。
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「Google Lens」は一足先に100カ国語以上のテキストの読み取りと翻訳に対応している。
現在カメラ翻訳に対応している言語は以下の通り。
また、原文の言語を選択するページに「言語を検出する」ボタンが追加され、何語だか分からない言語を自動的に検出してもらえるようになった。
さらに、Neural Machine Translation(NMT)を採用し、一部の翻訳でのエラー率が55〜85%削減した。
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