10.8型の「HUAWEI MatePad Pro」が中国で発売 別売りでペンとキーボードも
中国Huaweiは11月25日(現地時間)、10.8型のAndroidタブレット「MatePad Pro」を発売した。別売りの「M-Pencil」やスタンド付きのキーボードに対応する。ワイヤレス充電や給電もサポートする。
中国Huaweiは11月25日(現地時間)、10.8型のAndroidタブレット「MatePad Pro」を発売した。
価格は、6GBメモリと128GBストレージのWi-Fiモデルが3299人民元(約5万5000円)、6GBと128GBのLTEモデルが3799人民元(約5万9000円)、8GBと256GBのWi-Fiモデルが3999人民元(約6万2000円)、8GBと256GBのLTEモデルが4499人民元(約7万円)。
2560×1600ピクセルで表示可能な10.8型のIPSディスプレイを搭載する。インカメラの部分にパンチホールを採用したことでノッチをなくし、90%の画面占有率を実現した。
ディスプレイは4096段階の筆圧感知に対応し、別売りの「M-Pencil」を使って文字やイラストを描ける。本体側面にマグネットを搭載しており、装着するとすぐに充電を開始する。30秒の充電で約10分間利用可能で、1時間の満充電で10時間の連続利用ができる。また、ディスプレイが消灯している状態でも、ペンがディスプレイに触れた瞬間にメモ書きできる。
1.3mmのキーストロークを確保したスタンド付きのキーボード(別売)も用意する。OSは、Android 10をベースにしたEMUI 10で、タブレットモードとPCのように使えるデスクトップモードを備える。
サウンドに関しては、Harman Kardon製のスピーカーを4基搭載し、3Dサラウンド技術「Histen 6.0」をサポートする。
プロセッサは、同社のフラグシップスマートフォンで採用されている「Kirin 990」を搭載。Androidタブレットとしては、高性能な部類に入る。
バッテリー容量は7250mAhで、40Wの急速充電に対応する。15Wでのワイヤレス充電に対応する他、7.5Wで他のデバイスにワイヤレスで給電する機能も備える。サイズは246×159×7.2mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約460g。カメラはアウトが1300万画素、インが800万画素。防水や防塵(じん)には非対応。ボディーカラーは、ホワイト、グレー、オレンジ、グリーンの4色。
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