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Google、「Digital Wellbeing」の「フォーカスモード」提供開始
してしまうアプリを一定時間起動できなくする機能「フォーカスモード」が追加された。Android 9および10端末で利用できる。
米Googleは12月4日(現地時間)、2018年のGoogle I/Oで発表した「Digital Wellbeing」の「フォーカスモード」の提供を開始したと発表した。Android 9および10搭載端末で利用可能になる。
Digital Wellbeingは、端末の使いすぎを防止するための機能。これまでは、ユーザーがアプリごとに費やした時間と頻度を表示するダッシュボードや、アプリの使用時間上限を設定するアプリタイマー、ペアレンタルコントロール(保護者による使用制限)機能などが利用できた。
フォーカスモードは、仕事や勉強に集中(フォーカス)するために、その妨げになるとユーザーが自分で判断したアプリを一時的に利用できなくする機能だ。
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フォーカスモードの対象として選んだアプリはホーム画面でグレー表示になり、タップすると「フォーカスモードはONです」と表示されて起動できない。
一般公開前にテスターたちから寄せられたフィードバックに基づき、スケジュールを曜日と時間(開始時間と終了時間)を設定できるようにし、さらに、5分、15分、30分指定で一時的に解除できる機能を追加した。
フォーカスモードを設定するには、Digital Wellbeingを起動し、「フォーカスモード」をタップして表示される画面でアプリ一覧から「集中の妨げになるアプリ」を選び、「今すぐONにする」をタップする。あるいは、スケジュールの設定をしてからONにする。
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