レビュー

発色が鮮やかでHDRも見事 「Galaxy Note10+」のカメラは“印象派”だ荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(3/4 ページ)

「Galaxy Note10+」は、超広角+広角+望遠カメラを搭載。Galaxy S10+と同等かと思いきや、微妙に進化していたのである。特に肌色の発色やHDRの効きが見事。印象に残る写真を撮れる。

料理や夜景を撮る

 さて、それ以外のいろんなシーンでも撮ってみたい。

 料理。ちゃんと料理と認識してこんな感じに。


料理と認識。暗い室内だったので絞りも自動的にF1.5になった。室内光だけど色はいい感じに合っている

 さらにカメラモードに「料理」が別途用意されている。これは色味を調節したり料理以外をボカしたりしてくれる機能。

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 ちょいと肉を撮ってみた。


まあなんというか、食事モードで「肉」である

もうちょっと明るくしてもよかったかなとは思うけど、きれいに肉である

 夜景。まずは通常のカメラで撮ったもの。「夜景」と判断されてこんな感じに。HDRがかかっていい感じに。F1.5なのであまり感度を上げなくても夜景を撮れる。


通常の写真モードで「夜景」と判断された。普通にリアルな夜景だ

 続いて「ナイトモード」に切り替えての撮影。シャッタースピードが遅くなり、より夜景向きのHDRが掛かるので、暗部がちょっと明るくなり、ハイライト部はより抑えられ、明るくてきれいな夜景になる。


ナイトモードで撮るとより滑らかで暗部までしっかり出た華やかな夜景になる

 ナイトモードというと何秒も端末を持ったままじっとしていないといけないイメージがあるかもしれないけど、Galaxyはそこまで待たさない。それはよい。

 猫。猫認識があるのでつい。


そこに猫がいたので。もちろん猫と認識

猫である

 紅葉。色も階調も実によい感じ。


紅葉。陽射しが当たったところもきれいな赤で、影になっている後ろの葉もちゃんと色が乗っていてよい

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