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10.8型の「HUAWEI MatePad Pro」発表、549ユーロ(約6万6000円)から 5G対応モデルも

Huaweiが、高スペックのAndroidタブレット「HUAWEI MatePad Pro」を発表。画面占有率が90%の10.8型液晶を搭載。別売りでM-Pencilやキーボードも用意する。

 Huaweiが2月24日(中央ヨーロッパ時間)、Androidタブレットの新製品「HUAWEI MatePad Pro」を発表した。2020年4月から発売し、価格はLTEモデルが599ユーロ(約7万2000円)から、Wi-Fiモデルが549ユーロ(約6万6000円)から。なお、中国では既に2019年11月に発売された。カラーはパールホワイト、ミッドナイトグレー、オレンジ、フォレストグリーンの4色。


「HUAWEI MatePad Pro」

MatePad Proの価格

 MatePad Proは、ビジネスやクリエイティブな用途を想定した、ハイスペックなタブレット。ディスプレイは2560×1600ピクセルの10.8型液晶。インカメラ周囲にパンチホールを採用しており、90%の画面占有率を実現した。

 スマートフォンの画面をMatePad Proに投影し、スマホに掛かってきたビデオ電話をタブレットの画面で利用したり、スマホからタブレットにファイルをドラッグ&ドロップして共有したりできる。

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 ディスプレイは4096段階の筆圧感知に対応し、別売りの「M-Pencil」を使って文字やイラストを描ける。本体側面にマグネットを搭載しており、装着するとすぐに充電を開始する。1.3mmのキーストロークを確保したスタンド付きのキーボードも別売りで用意する。ノートPCのようなUI(ユーザーインタフェース)を実現したPCモードに切り替えることもできる。


マグネットで装着して充電できる「M-Pencil」

マグネット式のキーボードも用意する

 「HUAWEI APP Multiplier」に対応したアプリなら、横向きに画面を2分割して表示できる。例えばニュースアプリで左側に見出しを、右側に記事本文を表示するといったもの。ウィンドウの幅は自由に調整できる。3000以上のアプリがAPP Multiplierに対応するという。


2画面対応アプリも利用できる

 プロセッサにはKirin 990を採用。7250mAhのバッテリーを内蔵しており、15Wのワイヤレス充電に対応している他、7.5Wで他の機器を充電することもできる。スピーカーは4つを搭載する。

 5Gに対応した「HUAWEI MatePad Pro」も投入する。価格は8GB+256GBが799ユーロ(約9万6000円)、8GB+512GBが949ユーロ(約11万4000円)。カラーはオレンジとフォレストグリーンの2色。プロセッサにはKirin 990 5Gを搭載する。その他のスペックはMatePad Proと共通している。


MatePad Pro 5Gの価格

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