ミッドレンジの「Xperia 10 II」がドコモから 21:9の有機ELや3眼カメラを搭載【写真追加】
ドコモが、ソニーモバイルのミッドレンジスマホ「Xperia 10 II」を投入する。ディスプレイは6.0型のフルHD有機ELを搭載しており、Xperia 1シリーズと同様に、21:9という縦長のアスペクト比を採用。広角、望遠、超広角のアウトカメラを備える。
NTTドコモが3月18日、ソニーモバイルコミュニケーションズ製のスマートフォン「Xperia 10 II SO-41A」を発表。2020年5月下旬以降に発売する。カラーはブラック、ホワイト、ミント、ブルーの4色。
Xperia 10 IIは、ソニーモバイルが2月に海外で発表したミッドレンジスマートフォン。5Gには対応しないLTEモデルとなる。先代の「Xperia 10」は国内では発売されなかったが、auやY!mobileが扱った「Xperia 8」の流れをくむ。
ディスプレイは6.0型のフルHD有機ELを搭載しており、Xperia 1シリーズと同様に、21:9という縦長のアスペクト比を採用。上下2分割にして2つのアプリを同時に起動できるマルチウィンドウに対応しており、それぞれのアプリをスワイプして切り替えることもできる。強化ガラス「Corning Gorilla Glass 6」を正面と背面の両方に備えている。
アウトカメラは1200万画素の広角、800万画素の望遠、800万画素の超広角というトリプル仕様で、焦点距離はそれぞれ26mm、52mm、16mm。夜景撮影用の「ナイトモード」も利用できる。
3.5mmのイヤフォンジャックも備えており、ハイレゾ音源をBluetooth経由で転送する「LDAC」や、通常の音源をハイレゾ相当に変換する「DSEE HX」もサポートする。
本体サイズは69(幅)×157(高さ)×8.2(奥行き)、重量は151g。電源キーと一体になった指紋センサーを搭載している。
プロセッサはSnapdragon 665、メインメモリは4GB、内蔵ストレージは64GB。バッテリー容量は3600mAhで、2年使っても劣化を抑えられる「いたわり充電」にも対応している。IP68の防水・防塵(じん)やおサイフケータイ(FeliCa)もサポートする。
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