ドコモが25歳以下対象の「50GBまで容量追加無料」措置を延長 6月30日まで
NTTドコモが5月31日まで実施予定だった「新型コロナウイルス感染症の流行に伴うU25向け支援措置」を6月30日まで延長することを決定。これにより、4月分、5月分に加えて6月分の「1GB追加オプション」「スピードモード」の購入について、1請求月当たり50GB(5万円相当)まで無償となる。
NTTドコモは4月28日、「新型コロナウイルス感染症の流行に伴うU25向け支援措置」を6月30日まで延長することを発表した。これにより、4月1日時点で25歳以下のユーザー(※1)は、4月1日から6月30日までの「1GB追加オプション」「スピードモード」の購入について、1請求月当たり50GB(5万円相当)まで無償で行えるようになる。
(※1)契約者または登録されている利用者
支援措置の概要
今回の支援措置は、条件に当てはまるユーザーについて、1GB追加オプションとスピードモードの購入代金を50GBを上限に無償化する。5Gギガホを除く現行プラン(※2)の他、スマートフォン、タブレット向けの「カケホーダイプラン」「カケホーダイライトプラン」「シンプルプラン」「データプラン」も対象となる。
(※2)5Gギガホは現在、キャンペーンで容量無制限となっている
無償化措置は条件に当てはまれば自動適用されるが、1GB追加オプションの購入手続き、あるいはスピードモードの契約は別途行わなければならない(請求確定まで、減算前の料金が表示される)。4月以降の新規契約分については、処理の都合で翌々月請求分での減算となる場合がある。
50GBを超過した購入分は有償(1GB当たり1000円)となる。特にスピードモードを「無制限」で契約している場合は、購入容量を小まめにチェックするなどして気を付けたい。
なお、データ容量に応じて月額料金が変動するプラン(ギガライトシリーズ)やパケットパック(ベーシックパックとベーシックシェアパック)を利用している場合、ステップ4(最大請求額)の容量を使い切った後で、この措置を適用できる。
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