5月下旬以降に「au WALLET ポイント」が「Pontaポイント」に 永久に利用できる仕組みも
「au WALLET ポイント」が、2020年5月下旬以降に「Pontaポイント」に統合される。5月下旬以降、「au PAY」アプリからau IDとPonta会員IDを連携させると、auサービスの利用やau PAY加盟店での支払いでPontaポイントをためられる。たまったPontaポイントは、ポイントが加算された日、またはポイントを使った日から1年間が有効期限となる。
auのポイントサービス「au WALLET ポイント」が、2020年5月下旬以降に「Pontaポイント」に統合される。その概要をKDDIが告知している。
5月下旬以降、「au PAY」アプリからau IDとPonta会員IDを連携させると、auサービスの利用やau PAY加盟店での支払いでPontaポイントをためられる。今までためたau WALLET ポイントは、PontaポイントとしてPonta提携店舗で利用できる。これまでau WALLET ポイントが使えなかったがPontaは使える店舗でも、ポイントをためたり使ったりできるようになる。
au PAY(コード決済)、au PAYカード、au PAYプリペイドカードで支払う際に、Pontaカードを提示すると、Pontaポイントを重複してためられるのも特徴だ。
たまったPontaポイントは、ポイントが加算された日、またはポイントを使った日から1年間が有効期限となる。Pontaポイントを使う・ためるたびに有効期限が延長されるので、使わない・ためない期間を1年以内にとどめておけば、永久にポイントを利用できる。ただし、契約年数に応じて加算される長期優待ポイントやauでんきなどの毎月定期的にもらえるポイントは、有効期限延長の対象外となる。
ECサイトの「au PAY マーケット(au Wowma!)」と「au WALLET MARKET」で買い物をしてもPontaポイントがたまるが、有効期限はポイント付与月の翌月15日。au Wowma!は5月下旬にau PAY マーケットに名称が変更される。
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