ファーウェイのタブレット新製品 M-Pencil対応の「MetePad Pro」「MatePad」や1万円台の「MatePad T8」
ファーウェイ・ジャパンが6月2日、タブレットの新製品を発表した。ラインアップは「MetePad Pro」「MatePad」「MatePad T8」の3機種。ヨドバシカメラやビックカメラなどの家電量販店、ファーウェイ楽天市場やAmazon.co.jpなどのECサイトで取り扱う。
ファーウェイ・ジャパンが6月2日、タブレットの新製品を発表した。ラインアップは「HUAWEI MetePad Pro」「HUAWEI MatePad」「HUAWEI MatePad T8」の3機種。MatePad ProとMatePadは6月12日に、MatePad T8は7月初旬に発売する。ヨドバシカメラやビックカメラなどの家電量販店、ファーウェイ楽天市場やAmazon.co.jpなどのECサイトで取り扱う。
3モデルともGoogleモバイルサービス(GMS)には対応しておらず、GoogleアプリやGoogle Playは利用できない。その代わり、Huaweiモバイルサービス(HMS)を活用したアプリマーケット「App Gallery」からアプリを入手できる。
HUAWEI MatePad Pro
MatePad Proは、約10.8型WQXGA(2560×1600ピクセル)の液晶を搭載し、「HUAWEIスマートワイヤレスキーボード」や「HUAWEI M-Pencil」に対応したフラグシップモデル。ネットワークはWi-Fiモデルのみで、価格は5万9800円(税別、以下同)。
インカメラの周囲にパンチホールを設けてベゼルを狭めたことで、90%の画面占有率を実現。画面端のサイドドックから呼び出せるショートカットメニューからアプリを起動して、2分割した画面で異なるアプリを表示することができる。もう1つのアプリをフローティング表示すれば、最大3つのアプリを同時に表示できる。
別売りのスタイラスペンM-Pencilは、磁石でMatePad Proの側面に接着させれば自動でペアリングして、そのまま充電もできる。M-Pencilは30秒の充電で10分、1時間の充電で10時間使用できるという。4096段階の筆圧感知にも対応しており、ファーウェイは精細なイラストを描けることをアピールする。M-Pencilの価格は9990円を想定している。
スマートワイヤレスキーボードのキーストロークは1.3mmで、タブレットの確度を60度か70度に調節ができる。価格は1万4900円を想定している。
プロセッサはKirin 990、メインメモリは6GB、内蔵ストレージは128GB。容量7250mAhのバッテリーを内蔵しており、約12時間の動画再生、約11.5時間のWeb閲覧、約11時間のデスクワークを可能としている。15Wの急速ワイヤレス充電や、7.5Wのワイヤレス給電にも対応している。256GBまでのNMカードを外部メモリとして利用できる。
カメラはアウトが約1300万画素、インが約800万画素。スピーカーは4つを内蔵している。サイズは約246(幅)×159(高さ)×7.2(奥行き)mm、重量は約460g。
HUAWEI MatePad
MatePadは、約10.4型(2000×1200ピクセル)液晶を備えたミッドレンジのタブレット。Wi-FiモデルとLTEモデルの2種類を用意しており、Wi-Fiモデルが2万9800円、LTEモデルが3万6182円。
快適に読書ができるよう、コントラスト、輝度、鮮明さなどを調整する「eBookモード」を新たに搭載した。別売りのM-Pencilにも対応している。プロセッサはKirin 810、メインメモリは3GB、内蔵ストレージは32GB、バッテリー容量は7250mAh。カメラはアウトもインも約800万画素。サイズは約245(幅)×155(高さ)×7.4(奥行き)mm、重量は約450g。
HUAWEI MatePad T8
MatePad T8は約310gと軽く、コンパクトな8型タブレット。Wi-Fiモデルのみで、価格は1万3900円。
ベゼルの幅を4.9mmに抑えることで、80%の画面占有率を実現した。背面にメタル素材を採用し、サンドブラスト加工を施している。容量5100mAhのバッテリーを内蔵しており、12時間の動画再生、12時間のWeb閲覧を可能としている。子どもが使用するアプリや時間などを制限する「キッズモード」も用意した。
プロセッサはMediaTekのMT8768、メインメモリは2GB、内蔵ストレージは16GB。カメラはアウトが約500万画素、インが約200万画素。サイズは約121(幅)×200(高さ)×8.6(奥行き)mm。
関連記事
10.8型の「HUAWEI MatePad Pro」発表、549ユーロ(約6万6000円)から 5G対応モデルも
Huaweiが、高スペックのAndroidタブレット「HUAWEI MatePad Pro」を発表。画面占有率が90%の10.8型液晶を搭載。別売りでM-Pencilやキーボードも用意する。書き味よいM-Pencilが使える「MatePad Pro」はiPad Pro対抗のビジネスモデル
Huaweiが中国で発売したタブレット「MatePad Pro」は、キーボードやペンも使え、iPad Proの対抗製品として出てきたモデルといえます。Huaweiのハイエンドモデルと同じく、プロセッサにKirin 990を搭載。バッテリーは7360mAhと大型で、しかも他の端末をワイヤレスで充電できるリバースチャージにも対応しています。Google Playに代わる選択肢に Huaweiがアプリストア「AppGallery」や開発基盤「HMS Core」の詳細を発表
Huaweiが独自アプリストア「AppGallery」を発表。AndroidのGoogle Play、iOSのApp Storeに加え、開発者やユーザーの新たな選択肢とする。AppGalleryのラインアップを充実させ、HMSエコシステムを確立するために、アプリ開発者へサポートも充実させる。「HUAWEI MediaPad M5 lite」8型に4GBメモリと64GBストレージモデルが登場
ファーウェイ・ジャパンは8型のAndroidタブレット「HUAWEI MediaPad M5 lite」に4GBメモリと64GBストレージのモデルを追加した。LTE版は11月29日から3万800円で、Wi-Fi版は12月20日から2万6800円。Wi-Fiモデルには新色のシャンパンゴールドが追加される。「HUAWEI MediaPad M5 lite」の8型モデルが登場 2万2880~2万6880円
ファーウェイは、5月17日に「HUAWEI MediaPad M5 lite」の8型モデルを発売。高精細ディスプレイや臨場感と没入感のあるサウンドでエンターテイメントを手軽に楽しめるモデルとなっている。価格はWi-Fiモデルが2万2880円(税別)、LTEモデルが2万6880円(税別)。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.