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携帯3社、東北新幹線・上越新幹線の全トンネルをエリア化
NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイルは、7月23日から東北新幹線の新青森駅(手前)~新青森駅間と上越新幹線の浦佐駅(手前)~浦佐駅間のトンネル内で携帯電話サービスを開始。東北新幹線・上越新幹線の全区間のトンネル内でサービスが利用可能となる。
NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイル(Y!mobileを含む)は、7月23日の始発列車から東北新幹線と上越新幹線のトンネル内で携帯電話サービスを開始する。
サービスエリア拡大区間は、東北新幹線の新青森駅(手前)~新青森駅間の1トンネル、上越新幹線の浦佐駅(手前)~浦佐駅間の2トンネル。これにより東北新幹線・上越新幹線の全区間のトンネル内でサービスが利用可能となる。
今後は秋田新幹線では2020年夏まで、山形新幹線では2020年内に全トンネル内で携帯電話サービスの提供を開始する予定。
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3社はトンネル内など電波が届かず携帯電話を利用できないエリアへ移動通信用中継設備などを設置し、携帯電話などが利用できるよう電波の確保を目的として実施している「電波遮へい対策事業」に基づく国の補助金を活用して工事を行っている。
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