レビュー

「Photoshop Camera」で遊んでみた 先端技術を駆使して誰もが“写真作品”を作れる(3/3 ページ)

Adobeがリリースしたカメラアプリ「Photoshop Camera」。ここに搭載されている「レンズ」を使うと、撮影した写真から人や動物、建物などを自動的に切り分けて、背景にポップな絵柄をつけたりして遊べる。その使い方についてご紹介しよう。

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レンズをどんどん追加して面白くなっていく

 で、上記の紹介ではデフォルトで用意されている「レンズ」も、後から追加する「レンズ」もゴッチャに使ってしまったけど、デフォルトで用意されているのは数が少ないので、レンズを一番右にスクロールして「さらに追加」ボタンをタップすべし。

 これをタップするとレンズを追加したり順番を変えたりできるのだ。


レンズのリストを横にスクロールすると、「さらに追加」ボタンが現れるのでこれをタップ

 このようにレンズの一覧を見ることができる。まだ追加してないレンズは「詳細」ボタンがあるのでそれをタップ。

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「詳細」ボタンのあるレンズはまだ追加していないもの(写真=左)、「詳細」をタップすると、どんなレンズなのかを解説してくれ、「レンズを追加」ボタンが現れる(写真=右)

 何でもかんでも追加するとストレージも食うし、いざ探すときに大変なので、「レンズを管理」で順番を変えたり、使わないレンズを削除したりできる。


「レンズを管理」で、よく使うものをまとめたり、ジャンルごとにまとめたりすると使いやすくなる。これは趣味じゃないや、と思ったら削除しよう。ただしデフォルトで入っているものは削除できない

 で、見せたい作品ができたらすかさずシェアだ。FacebookやInstagramなど、各種サービスで共有できる。

FacebookやInstagramなどが並ぶが右にスクロールすればOS標準の共有機能も使える(写真=左)、Facebookにシェアするの図。ハッシュタグも自動的に付けてくれる(写真=右)

 という感じのアプリだ。無料だし、バリエーションも多いので、ぜひあれこれ遊んでみてほしい。

 趣味に合ったレンズがあったら、めちゃ作りまくることになるかと思う。趣味に合うレンズがなかったら?

 実は今はアメリカンポップアートっぽいものとSF・ファンタジー系の幻想的な背景、そしてアーティスティックなものが多くて、そういうのが刺さらない人もいるかと思う。

 ただ、レンズはどんどん増えていきそうで、いろんな国のいろんなアーティストが参加することで、わざとらしいのもゆるふわ系も、日常的に使えるものも含めたいろんなテイストのレンズが出てくるんじゃないかと思う。アーティスティックなものだけじゃなくて、ジブリとかサンライズなどの日本のアニメテイストなものとか、背景を新海誠テイストにしちゃうレンズとか、露出オーバー気味でふわっとしたテーブルフォトを作っちゃうレンズとか……今はちょっとアメリカっぽいのが多いので、そういうのも出てほしいなと思う。

 なお、ちょっと審査とかが入るのでハードルは高いけど、レンズクリエーターになってレンズライブラリに登録してもらうという道もあるようなので、欲しいと思ったレンズを自分で作ってしまえ、という……腕に覚えのある方はぜひ挑戦を。

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