マイナポイントでどの決済サービスを選べばいい? 9月時点の追加特典まとめ(3/4 ページ)
マイナポイントでは、あらかじめ選択したキャッシュレス決済サービス1つに対して、その決済を使った場合に還元が得られるので、まずはその選択が必要となる。マイナポイントの登録に対してキャンペーンを実施しているサービスも多いため、ここでは各社のキャンペーンを紹介したい。一度選択したサービスは変更できないので、慎重に考えたい。
au PAY
auの決済サービスは、コード決済の「au PAY」とクレジットカードの「au PAYカード」があり、そのどちらもマイナポイントの対象となっている。au PAYの場合は、チャージしたau PAY残高に対して25%の還元を行うため、2万円チャージすれば2万5000円の残高になる。付与はチャージする都度行われる。au PAYカードは、購入金額に対して翌月下旬に25%分のポイントをau PAY残高に付与する。
さらに、マイナポイント還元額の20%の残高を追加付与する。上限は1000円なので、マイナポイントと同じ2万円分だ。つまり、au PAYであれば2万円をチャージすると2万6000円になる。ただし、付与は翌月下旬になる。
ポイントはau PAY残高で付与されるため有効期限はない。
NTTドコモ(d払い・dカード)
ドコモの決済サービスもコード決済の「d払い」とクレジットカードの「dカード」が提供されており、いずれもマイナポイントの対象。さらにd払いは購入時とチャージ時でもマイナポイントの対象にするかを選べるが、選択できるのは1つだけなので、事前に選ぶ必要がある。
d払いの場合、決済ごとに25%の還元を受けるか、チャージ時の25%還元を選ぶ。dカードの場合も決済ごとに25%還元。いずれもdポイントとして還元される。d払いの場合、2万円をチャージするとdポイント5000ポイントが付与され、実質的に2万5000円分の買い物ができる。
d払いのキャンペーンとして、マイナポイント選択で1500円分、2万円チャージで1000円分、計2500円分のdポイントが提供される(マイナポイントとの合計で7500ポイント)。dカードの場合は500円分のdポイントだ。申し込みの翌々月に付与される。キャンペーン分のポイントの有効期限は3カ月。キャンペーンの登録期間はマイナポイント選択による1000ポイントのみ7月1日から9月30日まで、2万円チャージでの1500ポイント還元は2021年3月31日まで。
マイナポイントとして付与されるdポイントの有効期限は48カ月となっている。
PayPay
「PayPay」は、チャージ時と決済時のそれぞれがマイナポイントの対象なので、どちらか一方を選択する必要がある。いずれもPayPayボーナスとしての還元となる。チャージの場合はPayPayボーナスが5000ポイント加算され、チャージ残高と合わせて支払いができるので、一度に2万5000円分の買い物が可能だ。
キャンペーンとして用意されていた1億円相当プレゼントキャンペーンは8月31日までの登録で終了したが、毎月実施されているキャンペーンはあり、これを利用することで還元率が高くなる。例えば9月は各種ネット通販などのサービス利用で10%還元(上限5000円)される「またまたオンラインがお得!10%戻ってくるキャンペーン」が開催中。「ペイペイジャンボ」も同時開催で、抽選ながら最大10万円相当分が還元される。
これに加え、PayPayが実施している地方自治体とのキャンペーンでもマイナポイントを利用している。北海道厚真町や滋賀県では、マイナポイントでPayPayを選択すると、対象店舗での決済に対してPayPayボーナス5%を追加付与するキャンペーンも実施する。付与上限は1000円分なので、マイナポイントと同じ2万円分の支払いに対して付与される。
付与されたPayPayボーナスの有効期限はない。
J-Coin Pay
みずほ銀行のコード決済サービス「J-Coin Pay」。みずほ銀行や多くの地方銀行などの口座から残高をチャージして決済に利用できる。特にポイント機能はないため、マイナポイント事業では、付与されたポイントは自動的に残高に変換される。ただし、ポイントの付与は決済から30日後になる。
キャンペーンとしては、7月1日から2021年3月31日までにJ-Coin Payをマイナポイント事業で申し込むと、500円がプレゼントされる。
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マイナポイントでどの決済サービスを選べばいい? 主要サービスの特典まとめ
マイナポイントでは、あらかじめ選択したキャッシュレス決済サービス1つに対して、その決済を使った場合に還元が得られるので、まずはその選択が必要となる。マイナポイントの登録に対してキャンペーンを実施しているサービスも多いため、ここでは各社のキャンペーンを紹介したい。一度選択したサービスは変更できないので、慎重に考えたい。5%~40%還元や10万円還元も スマホ決済9月のキャンペーンまとめ
PayPay、d払い、au PAYを中心に9月のキャンペーンをまとめた。実店舗とオンラインを対象とした幅広いキャンペーンを展開中。PayPayは最大10万円の還元も行う。9月以降に5000円還元 「マイナポイント」の予約方法と注意点
2020年9月にスタートする「マイナポイント事業」は、購入金額の25%分(最大5000円)が還元されるという国の消費喚起政策だ。マイナポイント事業に参加するためには諸条件が多いので、これを全てクリアする必要がある。事前に準備するのは、マイナンバーカードと、カード申請・交付時に設定した「利用者証明用電子証明書」の暗証番号。マイナポイントの還元に必要な「マイナンバーカード」を取得するには?
マイナポイント事業は、マイナンバーカード所有者がキャッシュレス決済事業者を選択し、購入金額またはチャージ金額に対して25%の金額やポイントを還元するというもの。キャッシュレス決済事業者は1つしか選べず、選んだ後の変更もできないので、利用者にとっては最初の選択が重要となる。最大の特徴は、「マイナンバーカードが必須」という点だ。今回は、マイナンバーカードの取得方法を説明する。ドコモ、マイナポイントで「d払い」を選ぶと付与されるポイントを増量 最大7500円分をプレゼント
NTTドコモがマイナポイントと「d払い」をひも付けた際にdポイントを付与するキャンペーンにおいて、付与されるポイントが増量されることになった。マイナポイントの上限である5000円分の還元と合わせると、最大で7500円分のポイントをもらえる計算となる。
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