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利便性はアップした? 写真でチェックするauのフォルダブルスマホ「Galaxy Z Fold2 5G」「Galaxy Z Flip2 5G」(2/2 ページ)

先代に引き続き、日本ではau独占販売となる「Galaxy Z Fold2 5G」と「Galaxy Z Flip2 5G」。5Gに対応する2つのフォルダブルスマホは、どのような特徴があるのか。写真を交えてチェックしていく。

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Fold2でも「フレックスモード」を利用可能に

 Galaxy Flipでは、メインディスプレイを曲げた状態で使える「フレックスモード」が新設された。このモードに対応しているアプリは、折り曲げた状態で使うとそれに最適なUI(ユーザーインタフェース)で表示される。この機能はSCG05に引き継がれた他、新たにSCG04でも利用できるようになった

 SCG05(やSCV47)と同様に、SCG04のフレックスモードも画面の“折り目”に沿ってきれいにマルチウィンドウ表示ができる。標準カメラアプリなど、同モードに対応するアプリではUIも折り目にしっかり沿う。

 ただし、ディスプレイの特性上、SCG05のフレックスモードは画面が細長い。ソフトウェアQWERTYキーボードで文字入力をする際は、その細長さが快適さをもたらすだろう。

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SCG04のフレックスモードでマルチウィンドウ表示をする図。ディスプレイの折れ目できれいに2分割できている

SCG04の標準カメラアプリで画面を途中まで折ると、自動的にフレックスモード用UIに切り替わる

フレックスモードにして、メインディスプレイ側のインカメラで自撮りをする図。標準設定では、手をグーパーするだけでタイマー撮影できるようになっている

ちなみに、フレックスモードとほぼ同じ姿勢を取ると、カバーディスプレイ側のインカメラを使った自撮りもしやすい。ただし、カバーディスプレイを使ってカメラを起動し、メインディスプレイに“触れないように”途中まで開く必要がある
SCG05も、フレックスモードに対応している。SCV47と同様に、上半分と下半分で“ほぼ正方形”の表示となる

閉じた時の“すき間”は解決できず 生体認証は「指紋」を推奨

 先代のGalaxy FoldやGalaxy Flipでは、画面を閉じた際の「すき間」が気になった人もいると思う。

 残念ながら、今回のSCG04やSCG05でも画面を閉じるとすき間は生じてしまう。“ピッタリ閉じる”ことは構造上難しいようだ。同じく構造上の理由から、防水・耐水や防塵(じん)性能もうたっていない。


画面を閉じた状態のSCG04の左側面。後に載せるSCG05よりも目立たないものの、すき間はどうしても生じてしまう

画面を閉じた状態のSCG05の下部。画面寄りにやや大きめのすき間が生じている

 SCG04やSCG05では「指紋」と「顔」を使った生体認証に対応する。指紋センサーは両機種共に本体右側に電源キーと一体となったものが設置されている。顔認証はインカメラを使った簡易的なものだ。生体認証を使う場合は、指紋センサーを用いることをお勧めしたい。


SCG04の指紋センサー

SCG05の指紋センサー
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