ミドルレンジだけどハイレベル 「Mi 10 Lite 5G」の4眼カメラは安心して使える:荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(1/4 ページ)
ミドルレンジのスマホながらも4つのカメラを搭載する「Mi 10 Lite」。それぞれのカメラはどのような役割を持っているのかいろいろなシーンを撮影してチェックしてみた。
Lite版ではあるけれども、4つのカメラを携えて、auから登場したXiaomiの「Mi 10 Lite 5G」。KDDIが販売しており、価格は4万2740円(税込み)。
ミドルレンジでも4つのカメラが四角く並んでいて、なかなかいい仕事をしそうな面構えだが、その実力はいかに。4つもカメラを並べてそれぞれ何をしてるのか。その辺を探ってみたい。
レンズは4つだが、超広角+広角+αと考えたい
最近のトレンドといえるかもしれない、4つのでかい穴が開いた四角いカメラ部。個人的にこのデザインは結構好き。
で、その内訳はどうなっているか。アップでよく見ると、レンズの大きさが結構違うのが分かる。
各カメラで撮りながら見ていこう。
1:メインカメラ
約4800万画素でレンズはF1.8。26mm相当と最近のスマホカメラとしては一般的だ。通常の撮影では、4800万画素から1200万画素の画像を作っているので、ディテールの描写力が高くてよい。
設定はAIがオン、HDRが自動。デフォルトだとどっちもオフになっているのが不思議。HDRはオフの方がちょっとレスポンスがいい気がするから、オフでも分からないでもないけど、AIはデフォルトでオンにしておくべきなんじゃないかと思う。
で、写りだけど、ミドルレンジスマホとは思えないくらいすごくいい。青空はキリッとしているし、ディテールもシャキッとしているし、コントラストもいい感じだし、周辺部の画質劣化もちゃんと補正されていてキレイ。
4800万画素をフルに使いたいときは48Mモードに。AIやHDRは使えなくなるが、その分一番高画素な8000×6000ピクセルの写真を撮れる。
続いて2xの望遠……だが、望遠カメラは持たないので2x時はデジタルズームとなる。4つカメラが並んでいるので、1つは望遠っぽいのだが、そうじゃないのだ。
まあ普通に使う分には気にならない。
関連記事
2万円台とは思えない性能 Xiaomi「Redmi Note 9S」のカメラは多彩なシーンで使える
税込2万9800円という低価格ながらもカメラ機能が充実している「Xiaomi Redmi Note 9S」。4眼レンズの実力はどのようなものなのか、いつものように作例とともに紹介しよう。中国でXiaomi「Mi 10 Lite 5G」の兄弟機が登場 何が違う?
auの「Mi 10 Lite 5G」は、Xiaomi初の日本向け5Gスマートフォンです。Xiaomiの本国である中国ではMi 10 Lite 5Gは販売されていません。その代わりに出ているのが「Mi 10 青春版 5G」です。これら2つのモデルは本体サイズが同等で、見た目もほとんど変わりません。Xiaomi「Mi 10 Lite 5G」はなぜ4万円台の安さに? 2000円~3000円台のワイヤレスイヤフォンも
Xiaomiのau向けミッドレンジスマートフォン「Mi 10 Lite 5G(XIG01)」が9月4日に発売される。auの5G対応スマートフォンの中では「最安値」とされている。4490円(税込み)の「Miスマートバンド5」や、2000円~3000円台のワイヤレスイヤフォンも発表した。auのXiaomiスマホ「Mi 10 Lite 5G」は9月以降発売で4万円台前半 スペックも明らかに
auのXiaomi製スマートフォン「Mi 10 Lite 5G XIG01」のスペックや発売時期、価格などの詳細が明らかになった。発売は9月以降を予定している。auオンラインショップでの価格(税込み)は4万2740円で、「かえトクプログラム」を適用した際の実質価格は2万9900円。Xiaomi「Mi Note 10」の普及モデル「Mi Note 10 Lite」が登場 技適も取得済み
日本でも2019年12月に発売されたXiaomiの「Mi Note 10」は、業界初の1億800万画素カメラを搭載したことで話題となりました。Xiaomiが5月に発売した「Mi Note 10 Lite」は、「Mi 10 Lite」をベースにしたミッドレンジモデル。カメラはMi Note 10とどう違うのでしょうか?
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.