レビュー

ミドルレンジだけどハイレベル 「Mi 10 Lite 5G」の4眼カメラは安心して使える荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(3/4 ページ)

ミドルレンジのスマホながらも4つのカメラを搭載する「Mi 10 Lite」。それぞれのカメラはどのような役割を持っているのかいろいろなシーンを撮影してチェックしてみた。

人を撮る

 ポートレートモードの話になったついでに、人物作例を行こう。

 面白いのは、☆アイコンで現れる「ビューティー」機能の数々。肌のみならず、身体、足、顔、スレンダーと、要するに体を細くすらっとさせましょうという機能だ。


体、足、頭、スレンダーなどいろいろと調整できる

まずは普通に撮影

 いろいろと小さくスリムにしてみた。

advertisement

いろいろと細くしてみた。細くすると背景にも影響が出るので、これを使うときは多少ゆがんでも目立たない背景を選ぶといい

 スタイルがはっきり出る服装じゃなかったのだけど、確かに細く顔も小さくなっている。それほど極端にデフォルメされるわけではないので、上手に使えば重宝する人にはするんだろうなあ。

 自撮り時は顔のディテールを細かく指定できる。マスカラ、アイライン、リップ、目の輝きなどなどだ。


自撮りの様子。インカメラは約1600万画素

効果が分かる感じで派手目にしようとあれこれ調整中の図

なかなか人工的だけど、確かにリップは鮮やかになり、目はキランとしてチークも少し入っている

 このあたり昔に比べてメークがうまくなったよなあと思う。

AI機能でいろいろと撮ってみる

 そうそう、せっかくなのでいろんな作例も。AI機能が働いたものを中心に並べてみよう。


AIアイコンが建築物アイコンになったので2xで銀座のビル街を

猫アイコンになったので猫写真。鳴いた瞬間を

料理作例はラーメンを。これはおいしそうに撮れている

AIが夜景と判断して撮影

 ただ、夜景は夜景モードで撮った方がハイライト部がギュッとしまって白飛びが少なくなる。


夜景モードで撮影。ハイライト部が白飛びせずこれぞ夜景って感じに

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.