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“顔が付いた”モトローラ「razr 5G」は楽しく撮影できるスマホだった荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(2/4 ページ)

ガラケー時代に注目を集めたRAZRのデザインコンセプトを受け継いでいる「razr 5G」。人物撮影時には画面に顔が現れるなどの面白い機能を持つ。このrazr 5Gについて、写真機能を徹底的に試してみた。

 横位置で構えると、アイキャッチアニメの顔もちゃんとそれに合わせてくれる。


アイキャッチアニメもちゃんと端末の向きに合わせてくれる

横位置で。背景は白くトんじゃっているが(HDRはオン)、その分人物は適正な明るさで撮れていてよい

 アプリの方は顔を見つけると「ポートレートに切り替える」って表示が出る。ここをタップすると背景がボケるポートレートモードに切り替わる(メニューから切り替えてもOK)。


「ポートレートに切り替える」と出る。そのまま撮っても、ポートレートモードにして背景をボカしてもOK

 シングルカメラだし、特に距離測定用センサーを持っているわけじゃないのでエッジの処理はちょっと甘いところがあるし、遠近感もあまり出ていないけど、見た感じの違和感は少ない。

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ポートレートモードで撮影

 背面の大きなサブディスプレイは自撮り時も力を発揮する。4800万画素のメインカメラで自撮りできるからだ。

 閉じた状態でカメラを起動。画面をタップして撮ってもいいし、手のひらシャッターを使っても側面のボリュームキーを押して撮ってもいい。

 そのときはカメラが上に来るように持つ方がよいかと思う。


アウトカメラを使って自撮りできるサブディスプレイ。自然に構えるとこんな感じでカメラが下になる

ただ、顔を撮るときはカメラ位置をちょっと上にした方がいいので逆に持つのがおすすめ

 閉じた状態でも自撮りに必要な設定はタッチパネルを使って行えるし、自撮り時はビューティー機能も働く。


自撮り時もあれこれ操作できるのはよいところ

 自撮り時は4:3と1:1からアスペクト比を選べる。デフォルトは1:1の正方形だ。


正方形フォーマットで自撮り。自撮り時はビューティー機能を効かせられるので、肌も滑らかになる

 もちろんインカメラもある。こちらは2000万画素(4画素混合で撮影するので500万画素相当になる)と画素数は少なくなるが、写りは悪くない。


インカメラで撮影しているの図

インカメラでの撮影。悪くないけど、やっぱアウトカメラにはちょっと劣る

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