J.D.パワーのモバイル/ホームルーターサービス満足度調査 ドコモとUQ WiMAXが1位
J.D.パワーは、6月23日に「2021年顧客満足度調査 モバイルルーター/ワイヤレスホームルーターサービス」の結果を発表。モバイルルーターはNTTドコモ、ホームルーターはUQ WiMAXがそれぞれ3年連続で1位となった。
J.D.パワーは、6月23日に「2021年顧客満足度調査 モバイルルーター/ワイヤレスホームルーターサービス」の結果を発表した。
実施期間は2021年4月下旬~5月中旬で、調査対象は18歳~64歳のモバイルルーターサービス利用者1900人、ワイヤレスホームルーターサービス利用者1100人。顧客満足度では「通信品質・エリア」「各種費用」「端末/オプションサービス」「手続き/サポート対応」といったファクターを設定し、ユーザーの評価を基に1000ポイント満点で総合満足度スコアを算出している。
また、本調査ではインターネット接続にモバイル回線を使用する「Wi-Fiルーター」でのデータ通信サービスを対象とし、バッテリー駆動の持ち運び型「モバイルルーター」と、自宅での据え置き利用を前提とした「ワイヤレスホームルーター」の利用者へ実施したものとなる。
2020年5月発表の調査と同様に、9割を超えるユーザーが「動画や映像サービスの視聴/投稿」、約8割が「オンラインストレージ」の利用といったデータ通信量の大きいサービスを利用。約3割は「ビデオ通話/WEB会議ツールを使っての知人などとの通話」、2割のユーザーが「テレワーク」で利用している。コロナ禍での在宅時間が増えたことで、モバイルルーターを外出先では使わずに自宅のみで使う人が2020年から増加している。
接続機器は、モバイルルーターとホームルーターともにスマートフォンのみならずPCやタブレット、テレビ、ゲーム機など多岐にわたる。
6ブランドを対象としたモバイルルーターサービスの顧客満足度は、NTTドコモが3年連続で1位に。「通信品質・エリア」「端末・オプションサービス」「手続き・サポート対応」の3ファクターで最高評価となっている。2位は楽天モバイル、3位はソフトバンクとなった。
3ブランドを対象としたワイヤレスホームルーターサービス顧客満足度は3年連続でUQ WiMAXが1位となり、「各種費用」ファクターで最高評価を得た。2位はau、3位はソフトバンクとなっている。
関連記事
J.D.パワーのコード決済満足度調査、総合1位はau PAY
J.D.パワーは、3月30日に2021年QRコード・バーコード決済サービス顧客満足度調査の結果を発表。継続意向・増額意向・推奨意向といったロイヤルティは過去最高となり、日常生活への浸透が伺える。J.D.パワーの2020年携帯満足度調査、ドコモが5年ぶりに1位
J.D.パワーは、9月25日に「2020年携帯電話サービス顧客満足度調査」の結果を発表した。総合満足度1位は2015年以来となるNTTドコモで、au、ソフトバンクと続く。J.D.パワーの法人携帯満足度調査、2020年はKDDIが1位に
J.D.パワーは、9月30日に「2020年法人向け携帯電話サービス顧客満足度調査」の結果を発表。大企業・中堅企業市場部門、中小企業市場部門ともに1位はKDDIとなった。J.D.パワーの格安SIM満足度調査 1位はmineoとUQ mobile
J.D.パワーは、5月27日に2020年格安スマートフォンサービス/格安SIMカードサービス顧客満足度調査の結果を発表。格安スマートフォンサービスはmineo、格安SIMカードサービスはUQ mobileとなった。J.D.パワーのルーター満足度調査、テレワーク増加で「通信速度」が低評価に
J.D.パワーは、5月20日にモバイルルーター/ワイヤレスホームルーターサービス顧客満足度調査の結果を発表した。モバイルルーターはNTTドコモ、ワイヤレスホームルーターはUQ WiMAXが2年連続で1位を獲得した。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.