Y!mobileの「故障安心パックプラス」が拡充 配送による故障交換を利用可能に
Y!mobileブランドのスマートフォンなどを対象とする補償サービス「故障安心パックプラス」において、故障時の交換機の配送サービスを利用できるようになった。これによる月額料金に変動はない。
ソフトバンクとウィルコム沖縄は7月1日から、Y!mobileブランドのスマートフォン向けの「故障安心パックプラス」(月額759円)のサービスを拡充した。従来はY!mobileショップでのみ受け付けていた「故障交換サービス」を、配送でも受けられるようになる。
故障安心パックプラスは、Y!mobileブランドで販売している対象機種(Androidスマホ、iPhoneなど)を回線契約とひも付けて購入するタイミングで加入できる補償サービスだ(※1)。
故障交換サービスは、この保証サービスの特典の1つで、全損や水濡れを含む故障時に、機種ごとに定められた負担金を支払うと新品同等の同一機種に交換できる(※2)というものだ。負担金は機種によって「8250円」「1万1000円」「1万3750円」のいずれかで、6カ月に1回利用できる。
(※1)Y!mobileオンラインストアで購入した場合に限り、利用開始日(または契約日の10日後)から14日以内に申し込める
(※2)同一機種が用意できない場合は、両社が指定する機種との交換となる
配送による故障交換サービスは、「My Y!mobile」(契約者用Webサイト)から申し込める(※3)。申し込み後、最短で翌日に交換機が届く。
故障した端末は、交換機に同封されている専用封筒で14日以内に返却する必要がある。配送交換を選択した場合、負担金(※4)は携帯電話料金と合わせて請求される。
(※3)販路が特殊な機種(AQUOS sense3、arrows J、LG Q Stylus)については、購入元に申し込む
(※4)USIMカードの再発行も必要な場合は、別途3300円のUSIM再発行手数料が必要
関連記事
7つの安心サービスをまとめたY!mobileユーザー向け「故障安心パックプラス」提供開始
Y!mobileユーザー向けに、オプションサービス「故障安心パックプラス」が登場。故障や水濡れなど、各種トラブルに対する7つの安心サービスをまとめて提供する。Y!mobileの「シンプルS/M/L」がデータ容量の翌月繰り越しに対応(上限あり) 8月から開始予定
Y!mobileの現行プラン「シンプル」シリーズが、8月をめどにデータ容量の翌月繰り越しに対応する。UQ mobileの「くりこしプラン」への対抗措置と思われるが、詳しい提供条件については改めて発表される予定だ。LINEMOとY!mobileはどちらがお得? 「1人」と「家族」のケースで比較した
「LINEMO」「Y!mobile」の2ブランドで、月額2000円台かつ通信量20GB前後のサービスを提供するソフトバンク。乗り換えて価格を安く抑えたい場合はどちらを選ぶべきなのか検証してみた。Y!mobileとUQ mobileの「20GBプラン」が担う役割 メインブランドとの差別化が課題か
KDDIとソフトバンクがサブブランドの20GBプランを発表した。実は20GBプランへの対応の仕方は2社で異なる。サブブランドの役割や新料金プランの狙いをあらためて解説する。「ソフトバンク」と「Y!mobile」 2ブランド併存戦略の“功罪”
ソフトバンクには「ソフトバンク」と「Y!mobile」の2ブランドが併存している。同社は両ブランドの料金プラン設定などを変えることでより幅広いニーズに応えようとしているが、課題もある。両ブランドは、今後どうなるのだろうか。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.