「OPPO Reno5 A」と「Mi 11 Lite 5G」はどちらが買い? スペックから使い勝手までを徹底比較(2/3 ページ)
SIMロックフリースマートフォンでも5Gへの対応が進むなか、特に人気を集めているのが中国メーカー製のミッドレンジモデルだ。OPPO製「OPPO Reno5 A」とXiaomi製「Mi 11 Lite 5G」は同じ価格帯だが、実際の使い心地はどれほど違うのか検証した。
カメラの性能は互角だが、撮影画質には差がある
アウトカメラはReno5 Aが4眼で、Mi 11 Lite 5Gが3眼。Reno5 Aは、メイン(約6400万画素/F1.7)+超広角(約800万画素/F2.2)+モノクロ(約200万画素/F2.4)+マクロ(約200万画素/F2.4)という構成。
Mi 11 Lite 5Gは、メイン(6400万画素/F1.79)+超広角(800万画素/F2.2)+テレマクロ(500万画素/F2.4)という構成。メインの広角カメラがほぼ同様の仕様ということもあり、スペックだけでは優劣は決められない。
そこで、両機種ともにデフォルトの設定で、シーンや被写体を認識するAIをオンにして、同じシチュエーションで撮り比べてみた。
どちらも、実際よりも明るく鮮やかな色で撮れる印象。Reno5 Aは、比較的ナチュラルですっきりとした色合いで写り、Mi 11 Lite 5Gが色味が強めで、いわゆる “映える” 写真が撮れた。どちらを好むかは人によって異なるだろう。なお、自然な色・明るさを好む場合は、AIカメラをオフにすればOK。両モデルともに、撮影画面でワンタッチでオン・オフを切り替えられる。
Reno5 Aには200万画素のマクロカメラ、Mi 11 Lite 5Gには500万画素のテレマクロカメラが搭載されている。テレマクロは望遠カメラでマクロ撮影ができる機能で、Reno5 Aよりもピントを合わせやすく、被写体をより大きく写すことができた。
なお、インカメラはReno5 Aが約1600万画素(F2.0)で、Mi 11 Lite 5Gが2000万画素(F2.24)。どちらもビューティー補正機能を備え、「ポートレート」モードにして背景をぼかすこともできるなど、セルフィーを存分に楽しみたい人でも満足できる性能を備えている。
では、動画撮影機能を確かめてみる。
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