UQ mobileが「eSIM」に対応 9月2日から
povo、auの両ブランドに続き、UQ mobileもeSIMの発行に対応した。9月2日から提供を開始した「くりこしプラン +5G」の契約者であれば、オンライン手続きで既存のSIMカードから無料で変更できる。再発行も、オンライン手続きなら無料で行える。
KDDIと沖縄セルラー電話は9月2日から、UQ mobileブランドにおいて「eSIM」に対応した。UQ mobileオンラインショップでは、契約手続きが完了すればすぐにeSIMをダウンロードできるという。
オンラインで手続きすれば手数料無料
UQ moileのeSIMは、UQ mobileオンラインショップの他、UQ mobile取扱店で申し込める。料金プランは「くりこしプラン +5G」に対応しており、eSIMを内蔵する5G/4G LTEスマートフォンに書き込んで利用できる。
eSIM対応機種(後述)を一緒に購入する場合、発行するSIMカードを従来のSIMカード(UQ mobile Multi IC Card)かeSIMを選択可能だ。オンラインショップや対応店舗では、eSIMの単体契約も受け付ける。
既存のUQ mobileユーザーもeSIMに移行できる。「my UQ mobile」(契約者用Webサイト、※1)から手続きした場合、発行にかかる事務手数料(税込み2200円)は無料となる。
(※1)くりこしプラン +5Gを利用するユーザー向けのmy UQ mobileは、「au ID」でのログインが必須となる。au IDはWebサイトで取得できる
オンラインでのeSIM再発行は無料(注意点あり)
eSIMを別の端末に移行する場合、eSIMの再発行が必要となる。再発行に伴う事務手数料は既存ユーザーのeSIMへの切り替え時と同様で、店頭での手続き時は税込み2200円、my UQ mobileでの手続き時は無料だ。
なお、再発行前にeSIMプロファイルを削除してしまった場合は、My auで手続きを行えない。UQショップ、auショップまたはau Styleで手続きすることになってしまうので注意しよう(※2)。
(※2)UQ mobileオンラインショップで購入した場合は、電話窓口でも対応可能
オンラインでの新規契約はスマホとクレジットカードが必須
UQ mobileオンラインショップでeSIMを新規契約またはMNP契約(auブランドからの移行を含む)を行う場合、本人確認を「eKYC(電子的方法による本人確認)」で実施する。そのため、契約手続きにはiOS 11以降を搭載しているiPhoneまたはAndroid 6.0以降を搭載するAndroidスマートフォンが必須となる。PCでは手続きできないので注意しよう。
eKYCで利用できる本人確認書類は以下の通りだ。
- 運転免許証
- 運転経歴証明書
- マイナンバーカード(個人番号カード)
- 在留カード
また、オンラインショップで新規/MNP契約する場合は、月々の料金の支払い方法がクレジットカード(※3)のみとなる。eKYCに対応するスマホを持っていない場合、あるいは月々の料金を口座振替で支払いたい場合は、店頭で申し込もう。
(※3)Visa/Mastercard/JCBブランドのデビットカードも利用可能。ただし、発行会社の方針で利用できない場合もある
現時点での対応機種はiPhoneのみ
9月2日時点において、UQ mobileのeSIMの動作確認が取れているのは「iPhone 11」「iPhone SE(第2世代)」「iPhone 12」「iPhone 12 mini」のみとなっている。UQ mobileやauの販売分だけではなく、Apple Storeなどで販売されているSIMフリー版も利用可能だ。他キャリアが販売した対象機種も、SIMロックを解除すればSIMフリー版と同様に使える。
他のeSIM対応端末については、動作の確認が取れ次第公式サイトに動作確認端末として掲載される予定だ。
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