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長方形タイプの「rMQRコード」開発 より多くのデータを格納
デンソーウェーブは、長方形型の「rMQRコード」を開発。QRコードの読み取り速度とデータ容量を維持しつつ、従来の3分の1程度の細長く狭いスペースへ印字できる。
デンソーウェーブは、5月25日に長方形型の「rMQRコード」開発について発表した。
rMQRコードはQRコード同様の構成パターンで読み取り速度を維持しつつ、従来よりも高さ3分の1程度の細長く狭いスペースへ印字可能。最大で数字361文字、英数字219文字、漢字92文字まで格納でき、高さ寸法が制限された小さなスペースでの情報管理やデザイン性向上に寄与するとしている。
国際規格(規格番号:ISO/IEC 23941:2022)を取得し、誰でも安全に利用できる。同社では5月から順次、rMQRコードに対応する製品をリリースする予定だ。
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