速報
Android版でもKindle書籍購入が不可能に Googleのポリシー変更で
AmazonのAndroid版「Kindle」アプリはバージョン8.58からアプリ内での電子書籍購入ができなくなった。「Google Playストアのポリシーに準拠するためのものです」という告知が表示される。iPhoneでは2011年から購入できていない。
米Amazon.comのAndroid版「Kindle」アプリが5月26日更新のバージョン8.58で、アプリでの電子書籍の購入ができなくなった。「Google Playストアのポリシーに準拠するためのものです」という告知が表示される。
Googleは6月1日からすべてのGoogle Playストア登録アプリに対し、デジタル購入に手数料を義務付ける。手数料は条件により10~30%。アプリ内購入にGoogle Playを使わず、未承認の決済を使うアプリはGoogle Playストアから削除されることになっていた。
今後はKindleアプリで読む電子書籍を購入するには、Webブラウザ経由でamazon.co.jp/ebooksを開き、そこから購入することになる。
advertisement
iPhoneでは2011年からアプリで購入できない。
関連記事
「Windows 11でAndroidアプリ」が年内に日本へ ただしGoogle Playには非対応
Microsoftは25日、Windows 11上でAndroidアプリを動作させる機能「Windows Subsystem for Android(WSA)」のプレビュー版の提供国を、年内に日本を含む6か国に拡大する。「Google Playストア」の予算設定・管理機能で使いすぎ防止
Androidの「Google Playストア」アプリで予算を設定できるようになる。設定すると、ストアで何か買うごとに予算残高あるいは予算超過を通知する。設定はいつでも変更できる。Appleが開発者との集団訴訟で和解 App Store以外での支払いを容認
Appleが8月27日、2019年に起きた米国の複数の開発者による集団訴訟について和解したと発表。その内容を日本語で公開した。中小開発者への支援や検索機能の維持、審査レポートの公開など、開発者にとっては見逃せない声明だ。AppleがApp Storeの手数料を“半額”に下げる狙い アプリ開発者に与える影響は?
Appleは、11月19日に「App Store Small Business Program」を発表した。2021年1月から、手数料を引いた分の収益が100万ドル(約1億400万円)に満たない小規模事業者の手数料を15%にする。複数のデベロッパーに話を聞きながら、今後の展開を占った。アプリストアから消えたフォートナイト――「手数料30%問題」と「力関係の変化」を考える
米エピック・ゲームズの人気ゲーム「フォートナイト」が、突然App StoreやGoogle Playから削除されるという驚きの事態が起きた。アプリに独自の課金システムを導入し、規約違反となったことがその直接的な理由。ここにはアプリストアの手数料に対する根強い不満と、ストア側とアプリ開発者側との力関係の変化がある。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.