まとめ
iOS 16の新ロック画面で注目すべき4つの設定(1/2 ページ)
米Appleが開発者向けカンファレンス「WWDC22」で発表したiPhone向けの新OS「iOS 16」。新しいロック画面でこれまで以上に壁紙、時計や日付をカスタマイズできるようになった。その具体的な内容と使い方をおさらいしたい。
米Appleが6月6日(現地時間)に開発者向けカンファレンス「WWDC22」で発表したiPhone向けの新OS「iOS 16」。
その新しいロック画面について、Appleのソフトウェアエンジニアリング担当上級副社長、クレイグ・フェデリギ氏は次のようにアピールしている。
「ロック画面に史上最大のアップデートを行い、その見た目と機能を完全に再構築した。iPhoneらしさを担保しながら、これまで以上にパーソナルで美しく、利便性が向上している」(同氏)
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その具体的な内容と使い方についておさらいしたい。
ロック画面の編集方法
注目したい内容は大きく4つある。
1つ目はロック画面の壁紙について。ロック画面の壁紙に人物の写真を設定すると、人物が時刻の手前に配置されるため、より奥行き感が増す。同氏がデモで示した写真がイメージしやすいかもしれない。
2つ目は日付と時刻のフォントや色を変更できるようになったこと。ロック画面の空きスペースをタップし、「Customize」をタップすると、編集画面へ推移する。
左右にスワイプするだけで、カラーフィルターや背景、時刻のフォントがそれぞれに引き立て合うように、自動で変化させるざまざまなスタイルを試せる。
日付、時刻をタップすると、さまざまな書体を試したり、さまざまな色から調整したりできる。時刻画面下部のスライドバーを動かすと、色の調整が行える。
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