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ドコモの「Xperia 1 IV」にもソフトウェア更新 望遠レンズにおける写真撮影品質を改善

NTTドコモが発売する「Xperia 1 IV SO-51C」にソフトウェア更新が配信された。一部のユーザーから指摘のあった望遠レンズでの静止画(写真)撮影時の撮影品質を改善した他、不具合の解消やセキュリティパッチの更新が行われる。

 NTTドコモは6月29日、ソニー製Androidスマートフォン「Xperia 1 IV SO-51C」に対するソフトウェア更新の提供を開始した。既に報告されている不具合や問題点の解消の他、セキュリティアップデートも行われる。


Xperia 1 IV SO-51C

 今回のアップデートに含まれる主な内容は以下の通り。

  • 「Video Pro」アプリでストリーミング中に高温になっても高温警告を示すダイアログが表示されないことがある不具合の解消
  • バッテリー残量が少ない状態でアプリを起動しても、バッテリー低下の警告を示すダイアログが表示されないことがある不具合の解消
  • 望遠レンズを使って静止画を撮影した場合の解像感(画質)の改善
  • セキュリティアップデート(2022年6月分)

更新方法

 本体のソフトウェア更新は、本体単体で行う。従来は「Xperia Companion」をインストールしたWindows PCやMacと接続して行う方法もあったが、SO-51Cを含む2022年5月以降に発売されたXperiaでは非対応となった(本体ソフトウェアの修復は引き続き可能)。

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 更新時は、モバイル通信またはWi-Fi(無線LAN)でインターネットに接続する必要がある。ドコモの5G/Xiネットワークにおいて「spモード」を利用した場合、更新に伴うデータ(パケット)通信料は無料となる。海外滞在中にソフトウェア更新する場合はWi-Fi経由で通信するようにしよう。


2022年5月以降に発売されるXperiaは「Xperia Companion」を使ったソフトウェア更新/OSバージョンアップに対応しない。ただし、本体ソフトウェアが破損(更新に失敗)した場合の「ソフトウェア修復」については引き続き対応している

 本体にソフトウェア更新がある場合は、通知パネルにその旨が表示される。標準設定では、深夜時間帯(2時~6時)に自動的に更新が行われる。

 何らかの理由で通知が表示されない場合、あるいは手動で更新したい場合は、以下の手順で行える。

  1. 端末設定を開く
  2. 「システム」をタップ
  3. 「システムアップデート」をタップ
  4. 「アップデートをチェック」をタップ
  5. 画面の指示に従って更新データのダウンロードとインストールを行う

 アップデートファイルのサイズは323MB(端末に提示されるサイズ)で、更新にかかる所要時間は約19分となっている。ただし、更新時間は端末の状況によって変動する場合もある。


更新データのダウンロード完了画面。ダウンロードが完了すると、4日以内に自動的に再起動してインストールが行われる。「今すぐ再起動(Restart now)」をタップすれば、すぐにインストールを開始できる

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