連載

本来の意味とは異なる? スマホの「ROM」とはモバイルIT用語辞典

スマホのスペックでよく表記される「ROM」という言葉。これはストレージを示すが、本来は「読み出しのみ可能なメモリ」のこと。

 スマートフォンのスペックで、たびたび表記される「RAM8GB/ROM128GB」という言葉の「ROM」。「RAM」はスマホの作業領域として表現できるメモリの容量だが、ROMはデータを保存するストレージを意味する。


われわれが使う端末のストレージのイメージ

 ROMは「Read Only Memory」の略語。「書き込み不可、読み出しのみが可能な半導体記憶装置」のことだが、2022年7月現在においてもAndroidスマホに対してしばしばストレージを表す言葉として使われる。iPhoneに対しては「容量」と表記しているものがストレージにあたる。

 海外では「Internal Memory Storage」(内部メモリストレージ)と表記することが多く、こちらが正しいといえる。

advertisement

ROMのまとめ

【訂正:2022年7月23日16時44分 初出時、「ROM」表記は日本独自としていましたが、誤りでした。また、ROM本来の説明についても誤りがありました。おわびして訂正いたします。】

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.