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スマホに挿す「SIM」って何の略語?:モバイルIT用語辞典
日常的に使っていても、いざ「どんな意味?」と聞かれると分からないIT用語。今回はスマホに差して使う「SIM」について紹介する。
「SIMを挿す」「デュアルSIM」などと日常的に使っている「SIM」という言葉。これは「Subscriber Identity Module」、日本語には「加入者識別モジュール」と訳せる。
固有の番号を記録したICチップで、一般的にはクレジットカード大のカードから切り抜いて使う。規格はSIM、miniSIM、microSIM、nanoSIMが存在するが、2022年現在ではnanoSIMが一般的とされる。
固有の番号と電話番号をひも付けることで携帯電話の音声通話やデータ通信を可能にするため、必須のモジュールといえる。
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