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iPhone 14/14 Proの実機に触れて分かった“違い” Plusのサイズ感やProの新ノッチはどう?(3/3 ページ)

Appleは、9月7日(現地時間)、iPhone 14シリーズやApple Watchの新モデル、AirPods Pro 2を発表した。新モデルのiPhone 14シリーズを、写真とともにチェックしていきたい。iPhone 14の外観は日本のモデルと異なる。iPhone 14 Proはノッチの形状が大きく変わった。

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4800万画素になったiPhone 14 Proのカメラは何が変わった?

 iPhone 14 Proは、カメラも大きく変わった。メイン(広角)カメラの画素数が1200万画素から4800万画素に上がり、ピクセルビニングに対応。この画素数の高さを生かし、ユーザーインタフェースには「2倍」モードが加わっている。2倍の場合、望遠カメラに切り替えず、切り出しで画像を拡大する仕組みだ。なお、超広角カメラと3倍の望遠カメラは、1200万画素のセンサーを採用する。


カメラのUI(ユーザーインタフェース)には2倍の表示が加わった。4800万画素を生かし、切り出しでズームを行う

 通常時は、4つのピクセルを1つに束ねるため、1200万画素として撮影される。ただし、「ProRAW」モードに設定した場合、4800万画素をそのまま使って撮影することができる。解像感の高い写真を撮りたいときや、後から切り出しが必要なときには、ProRAWで撮影しておくといいだろう。設定でProRAW時に1200万画素と4800万画素のどちらで撮影するかを切り替えることもできる。

【訂正:2022年9月9日9時35分 初出時、「ProRes」としていた箇所は、正しくは「ProRAW」でした。おわびして訂正いたします。】

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通常は1200万画素相当で撮影されるが、ProRAWモードにすると、4800万画素を全て使った解像感の高い写真を撮れる

 動画撮影は、シネマティックモードが4Kに対応。動きなら撮影する際にブレを抑える、アクションモードも用意されている。


シネマティックモードは4Kに対応

アクションモードも利用できる

Proモデルは4色展開。写真はディープシルバー、ゴールド、スペースブラック、シルバー

 この他、iPhone 14シリーズ共通の新機能として、「衛星経由の緊急SOS」に対応した。11月から米国とカナダで開始され、衛星と直接通信して、SOSの短いメッセージを送信することが可能になる。日本での対応予定は明かされていないが、キャリア各社とも衛星通信には力を入れようとしているだけに、今後の展開に期待したい。

(取材協力:アップルジャパン

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