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「iOS 15.7」「iPadOS 15.7」配信 「悪用された可能性がある」脆弱性を修正
Appleは「iOS 16」と同時に最新OSの対象ではないモデル向けのセキュリティアップデート「iOS 15.7」と、「iPadOS 15.7」も配信した。「悪用された可能性がある」脆弱性を修正。連絡先などの不具合も修正する。
米Appleは9月12日(現地時間)、「iOS 16」などと同時に「iOS 15.7」と「iPadOS 15.7」の配信も開始した。既に悪用された可能性がある脆弱性の修正も含む、セキュリティアップデートだ。
iOS 16の対象から外れたモデルのユーザーや、まだiOS 16にアップデートしたくないユーザーが対象だ。なお、「iPadOS 16」は10月配信の予定。
iOS 16にアップデートできる場合は、iOS 15.7をスキップしてiOS 16をインストールできる。
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アップデートするにはWi-Fiに接続し、「設定」→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」を開く。
このアップデートでは、11の脆弱性に対処する。連絡先、マップ、メディアライブラリ、Safari、ショートカットの不具合修正も含む。
カーネルの脆弱性の1つには「Apple では、この脆弱性が悪用された可能性があるという報告について把握しています」という説明がある。なるべく早くアップデートされたい。
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