ニュース
Wi-Fi/Bluetooth対応の車載型業務用IP無線機「SoftBank A201SJ」を12月発売
ソフトバンクは、12月に自動車運送事業者向け車載型業務用IP無線機「SoftBank A201SJ」を発売。Wi-FiやBluetooth対応の車載型IP無線機は同社初となる。
ソフトバンクは、12月に自動車運送事業者向け車載型業務用IP無線機「SoftBank A201SJ」を発売。西菱電機と共同開発している。
本製品はソフトバンクの車載型業務用IP無線機として、初めてWi-FiやBluetoothに対応。Bluetoothマイクの使用や、車内のWi-Fi機器との接続が可能となる。LTE通信モジュールとLTEアンテナを両搭載し、アンテナ内蔵のため取付工事も不要だ。あわせて、従来機(601SJ)と比べて軽量かつ省スペースを実現している。
設定変更などを行う際に音声アナウンスが流れ、簡単に設置や設定が可能。番号帳のダウンロードや無線機/IP マイクのソフトウエアはインターネット経由で更新でき、設定情報はPCやタブレットなどのブラウザから確認と変更が行える。
advertisement
サイズは115(幅)×25(高さ)×136(奥行き)mm、重量は295g以下。
関連記事
ソフトバンク、「テラヘルツ波」を活用した屋外の通信エリア構築に成功
ソフトバンクが、テラヘルツ波を活用した屋外での通信エリア構築の検証に成功。見通しがいい環境下で最大900m超の距離で電波伝搬の測定と、通信エリア構築を確認できたという。ソフトバンク、有線給電ドローン無線中継システムを運用 災害時のエリア復旧に向け
ソフトバンクらは、災害発生時に携帯電話のサービスエリアを復旧させるための「有線給電ドローン無線中継システム」を運用開始。関東エリアのソフトバンクのネットワークセンターから、順次全国の拠点に配備していく。ソフトバンクが6G開発に向けた計画を公開 空中含む「エリア100%」や量子コンピュータ対策も
ソフトバンクが7月14日、5Gの次世代通信を担う「6G」についての12の計画を公開した。社会インフラとして重要な役割を担うモバイル通信をさらに発展させ、山間部や海上などを含む地球全体を通信エリア化するという。2030年に実用化が予想されている量子コンピュータへの対策やCO2排出の「ネットゼロ」にも言及している。ソフトバンク、5G基地局のアンテナ増設を約2時間に短縮 「ポリマテリアル」の使用で
ソフトバンクとNEXTWAYは、基地局の支持柱の内部へ高強度の複合素材「ポリマテリアル」を用いた施工方法の開発に成功。早期のエリア拡大で課題となっていた既設の支持柱の強度不足の解消に繋がるとしている。ソフトバンクが産業向けドローンを開発 LTE内蔵で高度測位サービスに対応
ソフトバンクと双葉電子工業は、共同開発していた産業向けドローンのプロトタイプ製作について発表。LTE対応の通信モジュールを搭載している他、ソフトバンクの高精度測位サービス「ichimill」に対応する。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.