ソフトバンクの3Gサービス、2024年1月31日に終了
ソフトバンクが、2024年1月31日に3Gサービスを終了する。電波の有効利用を進め、より安定した品質の通信サービスを提供するとしている。3G契約者には、3Gサービス終了の詳細に加え、お得に機種変更できる特典を個別に案内する。
ソフトバンクが、2024年1月下旬を予定していた3Gサービスの終了日を、1月31日に決定した。3Gサービスの契約者が引き続きソフトバンクの通信サービスを利用するには、4Gや5Gに対応した料金プランや端末への変更が必要になる。
同社は3Gサービスを終了させることで、電波の有効利用を進め、より安定した品質の通信サービスを提供するとしている。
3Gサービス終了後は、3G端末はもちろん、4Gに対応しているがVoLTEに対応してない機種では音声通話が利用できなくなる。iPhoneでは「iPhone 5」や「iPhone 5s」、Androidでは「Nexus 5」「Nexus 6」などが該当する。
3G契約者には、3Gサービス終了の詳細に加え、お得に機種変更できる特典を個別に案内する。
ソフトバンクでは、2022年11月16日から3Gユーザー向けの特典を提供する。「3G買い替えキャンペーン」の対象機種を拡充し、ソフトバンクの直営店やオンラインショップで「シンプルスマホ6」や「かんたん携帯11」などの対象機種へ無料で変更できる。また、3G契約者が4Gや5Gの料金プランに変更する場合、契約事務手数料の3300円(税込み、以下同)を無料とする。
ケータイユーザーを対象とした新料金プランとして「スマホデビュープラン+」と「ケータイ4GBプラン」の提供を開始する。60歳以上のユーザーが上記プランのいずれかに加入の上、「60歳以上通話おトク割」に申し込むと、「音声定額オプション+」の月額1980円が翌月から1100円割り引かれる。
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