モバイル版Googleマップに東京で使えるライブビュー検索など3つの新機能
モバイル版Googleマップに3つの新機能が追加された。「ライブビュー」に追加のカメラアイコンで周囲の検索が可能になる。充電スタンド検索でのプラグ指定やビジネスの車イス対応表示も。
米Googleは11月17日(現地時間)、モバイル版Googleマップで間もなく使えるようになる3つの新機能を紹介した。
ARでショップのレビューまで見える「ライブビュー」での検索
「ライブビュー」はスマートフォンのカメラで表示した実際の風景上で経路や目的地を確認できる機能。このライブビューの新機能として、マップの検索枠に新たに追加されるカメラアイコン(下画像左端の赤枠で囲んだアイコン)をタップすることで、付近のショップなどの施設の位置が表示されるようになった(下画像中央)。ジャンルを例えば「アパレル」などでフィルタリングすると、アパレルショップの位置のみが表示されるようになる。各ショップの位置をタップすると、店名と簡単なレビューも表示される(下画像右端)。
この機能は21日の週に、東京、ロンドン、ロサンゼルス、ニューヨーク、パリ、サンフランシスコで展開する。
EVの充電スタンド検索で対応プラグを指定可能に
Googleマップでは「充電スタンド」で電気自動車用の最寄りの充電スタンドを検索できるが、さらにプラグ形状別にフィルタリングできるようになった。さらに、「急速充電」でのフィルタリングもできるようになる。急速充電フィルターでは、50kW以上の充電器を備えたスタンドだけが表示される。
施設が車イス対応かどうか表示するアイコンの追加
Googleマップの[設定]→[ユーザー補助設定]→「車椅子対応の場所」を有効にすると、ショップやレストランの検索結果一覧で、車イスで利用できる場所であればビジネスプロフィールに車イスアイコンが表示されるようになった。これはショップやレストラン側やユーザーが申請したものが生かされているので、必ずしも正確ではなかったり、車イスで利用できるのにアイコンが表示されない場所があったりするが、ある程度の目安にはなる。
車イスでなくても、ベビーカーやカートタイプのキャリーバッグを使う場合にも参考になりそうだ。
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