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大型センサーを積んだ「AQUOS sense7」のカメラはどう? AQUOS R7と比較しつつ試す荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(2/3 ページ)

シャープのカメラといえば1型センサーを搭載した「AQUOS R7」だが、そのAQUOSシリーズの売れ筋は「sense」だ。さらにその新作「AQUOS sense7」はカメラに力を入れており、画質が向上している。好みが分かれるところだが、特徴的な空の青い写り方もチェックしよう。

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料理、動物、花、夜景、人物を撮影 AIがしっかり認識してくれる


AQUOS sense7で撮影しているの図。中央の緑の点はAFポイント

 ではいろいろと撮ってみよう。

 カメラ機能自体はシンプルで、通常の写真モードとポートレートモード、ナイトモード。さらに動画関連がいくつかだ。

 AIがオンになっていると自動的に被写体を認識してくれる。今回の作例は全てAIオンだ。

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 料理を撮るときはAIが「料理」と認識する。


カツカレー。料理と認識された

ちょっと皿が青白いかなと感じるけど、そこは照明の加減もあった。難しいところ(すぐ左に窓があって外光と室内光のミックスだったので)

 犬のレリーフを料理と判断したのにはちょっと笑ったけど、お皿に何かが置かれているようにも見えないことはないか。


いやそれは料理じゃない……でも料理と誤認するのも分からないではない

 それはそれとして、動物も認識してくれた。顔が見えてなくても、この足を抱え込んだ寝姿でもちゃんと動物と認識したのはさすがだ。


お昼寝中のうちの猫。こんなポーズでも動物と認識してくれた

昼寝中の猫。ポーズがかわいい。足と胴で色が違うのは室内光と外光(夕刻で赤っぽかった)のミックスだから

 花は「花」と認識。


年末が近いのでポインセチア

赤がいい感じに鮮やかに撮れた

 夜は「夜景」と認識。


都会の夜。夜景と判断され、ナイトモードの処理が入った

夜景らしく、光源を抑えつつ夜空はほどよく暗いのがよし

 そして人物は「人物」と認識。


室内で人物。2xの望遠で

逆光気味だけど顔の明るさを保ちつつ背景もトバずでうまく調整してくれた

 背景をぼかしたいときはポートレートモード。ポートレートモード時はぼかし具合と美肌の強さを決められる。


年末っぽい背景でポートレートモードを利用してみた。ぼかしと美肌はデフォルト値で

ちょっとわざとらしさはあるけど、クリスマスっぽくいい感じに。背景も遠くほど大きくボケている

 ポートレートモード時はぼかし処理が重いのか、撮影後に待たされるのが気になったかな。

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